<注目銘柄>=ビックカメラ、EC拡大などで今期24%営業増益へ 10月28日10時00分
ビックカメラ<3048.T>は、10月12日高値1309円をつけたあと調整しているが、ECの拡大などによる成長期待は高く、2000円を目指す展開が期待できる。
10月9日に発表した20年8月期連結決算は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に伴う臨時休業や営業時間の短縮にインバウンド需要の激減などが重なり、実店舗の販売が低迷。営業利益は120億6600万円(前の期比47.4%減)となった。21年8月期上期もこの影響は残るとみられるものの、その後は回復に向かう見通しで、21年8月期通期では営業利益150億円(前期比24.3%増)を見込んでいる。
家電エコポイント制度終了から約10年が経過したことで、テレビや冷蔵庫、エアコンなどの買い替え需要を見込むほか、テレワークやオンライン授業に関連する商品や、巣ごもりに伴う高付加価値機能の調理家電、5Gサービスの拡充によるスマートフォンの売り上げ伸長などを見込む。また、前期に4割近い伸びをみせたEC事業の拡大や、21年春に予定している熊本県熊本駅北ビルへの新規出店なども寄与する見通しだ。
ただ、会社計画はECの収益性向上や都心部の人出の回復などを保守的にみているもようで、上振れの可能性は大だ。(仁)
出所:MINKABU PRESS
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