東証寄り付き 軟調 利益確定売りが先行、新型コロナ重症者数増が重荷 11月27日09時21分
27日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は軟調に推移し、前日に比べ10円ほど安い2万6500円台前半で推移している。高値警戒感から利益確定売りがやや優勢だが、押し目買い意欲も強く、間もなく上昇に転じる場面もあった。
日経平均は今週に入ってから前日までに1000円超上昇していたうえ、29年半ぶりの高値を付けていたとあって利益確定売りが出やすくなっている。
新型コロナをめぐる状況の深刻化も重荷だ。26日は国内の感染者数が4日ぶりに2000人を超えた。厚生労働省によると同日の全国の重症者は410人で過去最多を更新した。営業時間の短縮要請など経済活動を抑制する動きも相次いでおり、投資家心理を下向かせている。
ただ、ワクチン開発などで次第に景気が回復に向かうとの期待は根強く、下値では押し目買いが入っている。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は続伸している。
ニコンやカシオが売られているほか、出光興産や国際石開帝石、Jフロントや高島屋が安い。一方で東京建物や大林組が買われている。第一三共、エムスリーも上昇。三井不がTOB(株式公開買い付け)をかける方針を固めたと伝わった東京ドームは買い気配となっている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
カテゴリ 「日経QUICKニュース」 のニュース一覧
-
11時56分新興株前引け ジャスダック反発、マザーズ続伸 新興大型株に買い
-
11時46分東証前引け 続落 値がさ株に売り 内閣支持率低下も嫌気
-
10時11分外為10時 円、103円台後半で小動き 中値「偏りなし」
-
10時08分東証10時 下げ幅縮小 「中国指標前に売り控え」
-
09時19分東証寄り付き 続落、高値警戒で利益確定売り 一時400円超安
-
08時48分外為8時30分 円、小幅安 103円台後半 対ユーロは上昇
-
1月15日17時23分外為17時 円、反発 103円台後半 対ユーロは5日続伸
-
1月15日15時35分東証大引け 6日ぶり反落 米経済対策、想定範囲内で 米指数先物安も重荷
-
1月15日15時23分新興株15日 マザーズ反発、ジャスダック続落 Sansanはストップ高配分
-
1月15日14時26分外為14時 円、103円台後半で小動き 米指標発表にらみ