「巣ごもり」が19位、新型コロナ「第3波」で活躍のステージはロングランへ<注目テーマ> 11月30日12時20分
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8 2020年のIPO
9 蓄電池
10 コロナウイルス
みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「巣ごもり」が19位にランクイン。依然として注目が継続している。
感染シーズンともいえる冬に突入するなか、新型コロナウイルスの感染者数が急速に増加している。もはや「第3波」襲来ともいえる状況に、東京都では28日からは酒類を提供する飲食店などに営業時間の短縮要請を行った。12月17日まで午後10時以降の営業をやめるように要請するものだ。忘年会シーズンのかき入れ時に感染が急拡大しており、飲食店経営者からはもはや諦めともいえる声も聞こえる。政府は、再びの緊急事態宣言については否定するものの、新型コロナの感染拡大次第では、あり得なくもない状況だ。
株式市場では、春先に始まった新型コロナの感染が急速に広がるなか、「巣ごもり関連株」には思惑買いも誘いスポットライトが当たった。ただ、予想だにせず長期にわたることとなった新型コロナとの闘いに思惑買いは姿を消し、業績好調を背景とした現実買いへのステージへ移行している。
巣ごもり関連株のすそ野は広い。任天堂<7974.T>を筆頭とするゲームから、イーブックイニシアティブジャパン<3658.T>、メディアドゥ<3678.T>などの電子書籍などに投資家の視線が集まった。また、感染を恐れ飲食店の利用が減少するなかフードデリバリーに脚光が当たることになる。米国に拠点を置くウーバーイーツの躍進が多くのメディアで取り上げられたが、国内勢ではライドオンエクスプレスホールディングス<6082.T>、出前館<2484.T>などにも活躍素地が急速に広がっている。
更に家庭での滞在時間が増えるなかにおいてDIYや園芸、そして裁縫への需要を喚起。コーナン商事<7516.T>、ケーヨー<8168.T>を始めとするホームセンターや、蛇の目ミシン工業<6445.T>などの業績を押し上げる形となった。
いまだ新型コロナの収束が見えない状況下、巣ごもり消費は通販市場を強く刺激し拡大の一途を見せている。こうした新しい販売ルートを活用した、巣ごもり関連株のニューヒーローが誕生する可能性は今後もありそうだ。
出所:MINKABU PRESS
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