午後:債券サマリー 先物は反発、10年債入札は無難に通過 12月01日15時52分
1日の債券市場で、先物中心限月12月限は反発。この日に実施された10年債入札を無難に通過すると、買い安心感から強含む動きとなった。
債券先物は入札を前にした持ち高調整の売りが先行するかたちでスタート。第3次補正予算の規模拡大による国債増発への警戒感が依然として残っていることも重荷となった。ただ、11月30日に発表された11月シカゴ購買部協会景気指数が米経済の回復鈍化を示唆する内容となり、同日の米長期債相場が続伸(金利は低下)したことが円債を下支え。底堅さが意識されるにつれ、債券先物は前引けにかけプラス圏に浮上した。午後に入ると、入札結果を手掛かりとした買いが流入。小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)は2銭と前回(11月4日)の1銭からやや拡大し、応札倍率は3.42倍と前回の4.13倍を下回ったが、一定の需要がみられたとして前向きに受け止められた。
先物12月限の終値は前日比7銭高の152円10銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.010%低下の0.015%だった。
出所:MINKABU PRESS
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