午後:債券サマリー 先物は小反発、米雇用統計の発表を前に様子見 12月04日16時03分
4日の債券市場で、先物中心限月12月限は小反発。一時152円04銭まで強含む場面もあったが、今晩に発表される米11月雇用統計を前に午後は上値が重くなった。
3日の米長期債相場が反発した流れが東京市場に波及し、債券先物は小高くスタート。米製薬大手ファイザーの新型コロナウイルス向けワクチンの年内供給が計画の半分になると一部で報じられ、世界経済の早期正常化期待がやや後退したことも債券相場を押し上げる一因となった。とはいえ、重要経済指標の発表を前に持ち高を一方向には傾けにくく、上値を追う勢いには乏しかった。午後に入ると様子見ムードが一段と強まり、この日に実施された日銀の国債買いオペ結果に対する相場の反応も薄かった。なお、オペ結果は「残存期間5年超10年以下」の応札倍率が2.51倍(前回は2.44倍)、「同10年超25年以下」の倍率は2.75倍(同4.17倍)となり、市場では無難と受け止める向きが多かった。
先物12月限の終値は前日比3銭高の152円00銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.005%低下の0.015%だった。
出所:MINKABU PRESS
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