マザーズ指数は3日ぶり反発、主力ハイテク株に買い、IPO3社初値付かず 12月17日17時13分
本日のマザーズ市場では、グロース(成長)株に投資資金が向かうなかで堅調な展開となった。前日まで開催された連邦公開市場委員会(FOMC)の結果などから金融緩和が長期化するとの観測が強まったことや、国内外で新型コロナウイルス感染拡大が続いていることを受け、東証1部では任天堂<7974>などのグロース株が大きく上昇。マザーズ市場にもこうした動きが波及し、主力ハイテク株を中心に買いが入った。なお、マザーズ指数は3日ぶり反発、売買代金は概算で1752.94億円。騰落数は、値上がり162銘柄、値下がり163銘柄、変わらず7銘柄となった。
個別では、メルカリ<4385>、フリー<4478>、ラクス<3923>といった時価総額上位が全般堅調。売買代金上位ではEC(電子商取引)関連のBASE<4477>やマクアケ<4479>、上場2日目のFFJ<7092>などが大幅高となった。また、やはり前日上場のバルミューダ<6612>、それにALiNK<7077>やPアンチエイジ<4934>がストップ高水準で取引を終えた。一方、15日上場のスタメン<4019>のほか、エヌ・ピー・シー<6255>やモダリス<4883>が下落。また、ITbookHD<1447>などが下落率上位に顔を出した。
なお、本日マザーズに新規上場したビートレンド<4020>、プレイド<4165>、かっこ<4166>の3社は買い気配のまま初値が付かなかった。
<HK>
Copyright(c) FISCO Ltd. All rights reserved.
カテゴリ 「マザーズ市況」 のニュース一覧
-
2月26日16時11分マザーズ指数は反落、下値では押し目買いも、IPOではcoly初値2倍
-
2月25日16時14分マザーズ指数は反発、米ハイテク株高で安心感、警戒ムードも残り売買低調
-
2月24日17時04分マザーズ指数は大幅反落、米長期金利高受けたグロース売り地合いに押される、値下がり率トップはBASE
-
2月22日16時11分マザーズ指数は4日ぶりに反発、終日狭いレンジでの推移、WACULは好調な初値形成
-
2月19日16時10分マザーズ指数は3日続落、IPOではWACUL初値持ち越し
-
2月18日16時27分マザーズ指数は続落、IPOアクシージアは初値4割高
-
2月17日17時04分マザーズ指数は大幅反落、米長期金利の上昇など背景に利食い売り優勢、値下がり率トップはENECHANGE
-
2月16日16時15分マザーズ指数は4日続伸、日経平均睨みの展開、QDレーザなどストップ高
-
2月15日16時15分マザーズ指数は小幅に3日続伸、決算評価の株価上昇目立つ
-
2月12日16時46分マザーズ指数は続伸、メルカリやフリー急伸、BASEには買い戻し