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アイナボHD Research Memo(5):財務基盤は安定。手元のネットキャッシュは112億円 12月25日16時05分

■業績動向

2. 財務状況
アイナボホールディングス<7539>の2020年9月期の財務状況を見ると、流動資産は25,177百万円(前期末比1,722百万円減)となった。主要科目では現金及び預金529百万円増、受取手形・完成工事未収入金等2,561百万円減、未成工事支出金372百万円増などであった。固定資産は9,166百万円(同261百万円減)となったが、内訳は有形固定資産が5,630百万円(同112百万円減)、無形固定資産576百万円(同122百万円減、うちのれんが45百万円減)、投資その他の資産2,959百万円(同25百万円減)となった。この結果、資産合計は34,343百万円(同1,983百万円減)となった。

流動負債は11,955百万円(前期末比2,840百万円減)となったが、主な変動は支払手形・工事未払金等の減少1,396百万円、ファクタリング未払金の減少603百万円などであった。固定負債は1,335百万円(同53百万円減)となった。この結果、負債合計は13,291百万円(同2,894百万円減)となった。純資産合計は21,052百万円(同910百万円増)となったが、主に親会社株主に帰属する当期純利益の計上による利益剰余金の増加920百万円による。

2020年9月期末現在で、現金及び預金11,459百万円に対して長短合わせた借入金は191百万円にとどまっており、手元のネットキャッシュ(現金及び預金-借入金)は11,268百万円と豊富であり、財務基盤は強固である。

3. キャッシュ・フローの状況
2020年9月期のキャッシュ・フローでは、営業活動によるキャッシュ・フローは1,310百万円の収入となったが、主な収入は税金等調整前当期純利益の計上2,080百万円、売上債権の減少額2,828百万円などで、主な支出は仕入債務の減少額1,991百万円などであった。投資活動によるキャッシュ・フローは127百万円の支出となったが、主な支出は有形固定資産の取得18百万円、無形固定資産の取得49百万円、投資有価証券の取得(ネット)62百万円など。財務活動によるキャッシュ・フローは653百万円の支出となったが、主な支出は長短借入金の返済215百万円、配当金支払額426百万円などによる。この結果、現金及び現金同等物は529百万円増加し、期末残高は11,459百万円となった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)




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