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景気敏感株への押し目を拾う流れが意識されやすい  1月18日08時14分

 18日の日本株市場は、利食い優勢の相場展開が見込まれそうである。15日の米国市場はNYダウが177ドル安だった。銀行決算や3カ月連続で減少した12月の小売売上高に失望。バイデン大統領が提示した1.9兆ドル規模の追加経済対策を巡り議会での承認が困難になるとの懸念に加え、新型コロナウイルスによる死者数の増加で期近の回復見通しが悪化したことも売り材料となり終日軟調に推移した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比140円安の28320円。円相場は1ドル103円80銭台で推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から利食い優勢の展開になりそうだ。日経225先物はナイトセッションで28140円まで下げる場面がみられており、18日の米国市場は祝日で休場となることもあって海外勢のフローが限られることもあるため、やや仕掛け的な売りが意識されやすい面もありそうだ。急ピッチの上昇に対する過熱感が警戒されているほか、先週末の米国市場の下落もあって調整リスクが意識されてきやすく、ヘッジ対応の売りも出やすいところであろう。

 一方で20日の米大統領就任式を控えていることから改めてバイデン政権に対する期待感が高まりやすく、米国市場の反応を見極めたいとする流れに向かいやすい。そのため、下を売り込む流れになりづらく28000円固めの展開を意識しておきたいところであろう。急ピッチの上昇に対する過熱感が警戒されているが、一方で押し目買い意欲も強いと考えられる。物色の流れとしては上値追いこそ慎重ながらもバイデントレードを意識した景気敏感株への押し目を拾う流れが意識されやすいと考えられる。

 脱炭素を中核とした再生エネルギー関連のほか、成長期待の大きい半導体関連への物色は根強いと考えられる。また、米国では決算発表が本格化してきており、先週末は銀行株の決算が嫌気されている。今週は19日にゴールドマン・サックスやネットフリックス、20日にアルコア、モルガン・スタンレー、テラダインなどが予定されており、米企業決算の内容も影響を与えそうである。


<AK>

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