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再生エネルギー関連やマザーズ銘柄に個人主体の資金集中か  1月19日08時18分

 19日の日本株市場は引き続き、こう着感の強い相場展開が続きそうであるが、下値の堅さが意識されよう。18日の米国市場はキング牧師誕生記念日のため休場。シカゴ日経225先物清算値は大阪比130円高の28320円だった。日経225先物のナイトセッションは寄り付き直後に28140円まで下げる場面がみられたが、その後はじりじりと切り返しを見せており、28320円で取引を終えている。先物にサヤ寄せする格好から、やや買い優勢のスタートになりそうである。

 ただし、20日の米大統領の就任式が通過するまでは大きなトレンドは出難いと考えられ次第にこう着感が強まりそうである。商いは引き続き低水準とみられ、指値状況の薄い中を先物主導による仕掛け的な売買に振らされやすい状況であろう。とはいえ、28000円での底堅さが意識されるほか、米大統領の就任式が通過した後の米国市場の動向を見極めたいところであり、売り方にとっても積極的には仕掛けづらいところと考えられる。そのため、28000円に接近する局面においては押し目狙いのスタンスとなろう。

 インデックス売買が指数を左右させることになるが、昨日の売買をみると指数の重石となったファーストリテ<9983>、東エレク<8035>は、寄り付き直後は日中安値となっており、その後は下げ渋りをみせていた。指数インパクトの大きい値がさ株の底堅さも意識されていることもあり、こう着ながらもセンチメントは悪化しないだろう。

 物色は個人主体のテーマ株などへの売買が活発化しやすいとみられる。バイデン次期米大統領は、政権発足初日に「パリ協定」への復帰やイスラム諸国からの入国規制の撤廃を大統領の権限で行うための文書に署名するなど、就任から10日間で新たな政策を実行に移す方針が伝えられている。脱炭素を中核とした再生エネルギー関連への支援材料になるだろう。その他、マザーズ指数は逆行高となり、上値抵抗として意識されている75日線を再び超えてきており、この抵抗線を明確に上放れてくるようだと、時価総額上位のマザーズ銘柄へのリバウンドが本格化してくる展開も期待されよう。


<AK>

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