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薄商いのなかで日経225型主導の上昇となる可能性  1月20日08時13分

 20日の日本株市場は底堅い相場展開が見込まれる。祝日明け19日の米国市場はNYダウが116ドル高と反発。次期財務長官に指名されたイエレン前連邦準備制度理事会(FRB)議長は上院指名承認公聴会において、大規模な追加経済対策の必要性を訴えたほか、増税の実施をパンデミック終息後まで先送りする計画を明らかにしたことで安心感が広がった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比45円高の28715円。円相場は1ドル103円80銭台で推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い優勢の展開になりそうである。大統領の就任式を控えていることもあり、暴動などが起きずに無事に通過するまでは積極的には手掛けづらいところでもあり、買い一巡後は次第にこう着感が強まりやすい面はありそうだ。一方でナスダックが強い値動きをみせているほか、セクターでは半導体・同製造装置が上げをけん引している流れもあり、指数インパクトの大きい値がさ株に資金が集中しやすいだろう。そのため薄商いのなかで昨日のように指数インパクトの大きい銘柄に資金が集中する形での日経225型主導の上昇となる可能性がありそうだ。

 物色の流れとしては米国市場の流れを引き継ぐ格好からハイテク株への資金流入が意識されやすいほか、バイデン政権に対する期待感から脱炭素を中核とした再生エネルギー関連への物色が意識されやすいところである。その他、マザーズ指数は小幅に下落となり、引き続き75日線レベルでの攻防となった。ただし、下ヒゲを残す形で75日線はキープしており、ナスダックの上昇が支援材料となるようだと、大統領の就任式の通過を待たずにトレンドが強まる可能性がありそうだ。

 また、商いが膨らみづらいなかで大統領就任式のイベントを前に利益確定の流れが出てくる可能性もあるだろう。そのためグローベックスの米株先物の動き等にも注視する必要がある。ただし、日経平均の28000円処での底堅さが確認されているなかで押し目買い意欲は強いと考えられ、弱含む場面においては押し目狙いの好機として意識されやすいところである。


<AK>

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