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20日の中国本土市場概況:上海総合0.5%高で反発、自動車とヘルスケアが高い  1月20日16時59分

20日の中国本土市場は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比16.71ポイント(0.47%)高の3583.09ポイントと反発した(上海A株指数は0.47%高の3755.81ポイント)。


中国の景気刺激策が意識される流れ。中国国家開発発展委員会の報道官は19日、「政策の急転換」はしないと説明したうえで、自動車購入制限の段階的な撤廃など、各種消費刺激策を継続するとコメントした。中国景気の持ち直しも改めて材料視される。18日に公表された2020年の国内総生産(GDP)成長率は、市場予想(2.1%)を上回る前年比2.3%で着地。主要国でプラス成長を唯一確保したとみられる。


ただ、上値は重い。米中対立の警戒感がくすぶる中、指数はマイナス圏で推移する場面もみられている。ポンペオ米国長官は19日、中国当局は新疆ウイグル自治区でイスラム教徒の少数民族に対し、ジェノサイド(民族大量虐殺)を犯したと認定したと発表した。20日のバイデン次期米大統領の就任式直前に発表したことで、当面は対中強硬路線が続くと懸念されている。新政権下での関係改善が期待されていただけに、水が差された格好だ。(亜州リサーチ編集部)


業種別では、自動車関連が高い。華域汽車系統(600741/SH)が5.0%、安徽江淮汽車集団(Jac motors:600418/SH)と北汽福田汽車(FOTON:600166/SH)がそろって2.8%、長城汽車(601633/SH)が1.4%ずつ上昇した。


ヘルスケア関連株も上げが目立つ。薬明康徳(603259/SH)が7.5%高、人福医薬集団(600079/SH)が7.2%高、通策医療投資(600763/SH)が5.8%高で引けた。


景気動向に敏感な素材株も物色される。宝山鋼鉄(600019/SH)が9.8%高、洛陽モリブデン(603993/SH)が5.3%高、万華化学集団(600309/SH)が2.3%高で取引を終えた。食品飲料株、ハイテク株なども買われている。


半面、金融株は安い。興業銀行(601166/SH)が2.8%、上海浦東発展銀行(600000/SH)が1.8%、中国人寿保険(601628/SH)が2.3%、中国平安保険(601318/SH)が1.8%ずつ下落した。不動産株、公益株、空運株、エネルギー株も売られている。


一方、外貨建てB株相場は値上がり。上海B株指数が0.36ポイント(0.14%)高の250.41ポイント、深センB株指数が8.62ポイント(0.79%)高の1095.18ポイントで終了した。

亜州リサーチ(株)




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