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<動意株・9日>(大引け)=東エレデバ、AMI、JMDCなど  2月09日15時03分

 東京エレクトロン デバイス<2760.T>=上値慕う。昨年7月につけた昨年来高値3915円奪回が視界に入ってきた。電子部品の専門商社で設計受託も手掛ける。半導体製造装置トップの東京エレクトロン<8035.T>が約34%の株式を保有する筆頭株主であり、同社もまた世界的な半導体不足を背景に収益機会を高めている。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中も業績は好調を極めており、20年4~12月期は最終利益段階で17億8600万円(前年同期比38%増)と急拡大を果たしており、改めて見直し買いを誘導している。

 アドバンスト・メディア<3773.T>=反発。午前11時ごろ、富士通<6702.T>と販売パートナー契約を締結したと発表しており、これが好材料視されている。今回のパートナー契約の締結により、富士通が取り扱う各種コンタクトセンター向けサービスとAMIの人工知能(AI)音声認識ソリューション「AmiVoice Communication Suite」を組み合わせたトータルソリューションの提供が可能になるという。

 JMDC<4483.T>=急伸。同社は健康保険組合の医療データを匿名加工して製薬会社などに提供するビジネスを手掛け、遠隔医療や調剤薬局支援事業にも展開している。8日取引終了後に発表した20年4~12月期決算は売上高が前年同期比34%増の116億600万円、営業利益が同64%増の24億2400万円と大幅増収増益を達成した。特に10~12月期の伸びが顕著となっており、これを手掛かり材料に上値を見込んだ買いを呼び込んでいる。

 日本鋳鉄管<5612.T>=一時ストップ高。同社は8日、兵庫県朝来市と水道管路劣化診断業務の委託契約を締結したと発表。同社として、Fracta‐AI(機械学習)を用いた全国初の本格提供先になるといい、更なる採用拡大などが期待されているようだ。この業務は、朝来市が管理する管路データ(配管データや漏水履歴など)に対して、開発パートナーの米フラクタが構築した環境ビッグデータとAIを用いて、張り巡らされた配管の破損確立を詳細に算出し、管理更新事業及び水道管の漏水防止並びに維持管理を効率的に推進するため、網羅的・総合的に劣化診断を実施するもの。なお、朝来市の取り組みは、厚生労働省の「IoT活用推進モデル事業」に採択されている。

 ダイトーケミックス<4366.T>=大幅続伸。感光性材料のトップメーカーで、旺盛な需要を背景に供給不足に陥っている半導体向けで好収益環境を享受している。21年3月期業績予想は期中に増額修正を2回行っており、営業利益は直近修正で12億円(前期比48%増)に増額されたが、期初予想の4億円と比較して3倍となった。昨年9月23日につけた昨年来高値1581円にはまだ大分余裕があり、半導体関連の出遅れとして上値余地の大きさが意識されている。

 ポーラ・オルビスホールディングス<4927.T>=急反発。8日の取引終了後、集計中の20年12月期連結業績について、売上高が1750億円から1763億円(前の期比19.8%減)へ、営業利益が100億円から137億円(同56.0%減)へ、純利益が12億円から46億円(同76.6%減)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。ポーラブランドで利益率の高い海外売上高が計画以上に伸長したことに加えて、全社的な費用削減を図ったことが要因。また、為替影響を反映させたことも寄与した。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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