安全逃避的なドル買いはしばらく続く可能性も 3月01日14時50分
2月26日のニューヨーク市場では、米10年債利回りは反落。この日発表された1月PCEコア価格指数は前年比+1.5%で市場予想の同比+1.4%を上回ったが、欧米諸国の株安が警戒されたようだ。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は「物価目標の達成には3年以上かかる」と述べており、現行の低金利政策は長期間維持されることや、米国の増税観測は消えていないことなどが、利回り上昇を抑制している。ただ、財政支出の大幅な拡大によって景気回復への期待は持続している。長期金利の上昇は一服したものの、インフレ鈍化の可能性は低いとみられており、安全逃避的なドル買いがしばらく続く可能性がある。
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