萩原工業---1Q減収なるも、機械製品事業の営業利益は増加 3月09日13時40分
萩原工業<7856>は8日、2021年10月期第1四半期(20年11月-21年1月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比12.6%減の63.17億円、営業利益が同10.5%減の6.49億円、経常利益が同26.9%減の6.80億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同24.7%減の4.70億円となった。
合成樹脂加工製品事業の売上高は前年同期比10.9%減の51.15億円、営業利益は同16.4%減の4.51億円となった。海外向け包装資材「メルタッククロス」は受注が回復し、粘着テープ原反及び人工芝原糸は堅調に推移した。一方、シート関連及びコンクリート補強繊維「バルチップ」は建設関連の需要縮小や工事遅れの影響により低調となった。また、フレキシブルコンテナバッグは物流需要の回復がみられず、総じて減収となった。
機械製品事業の売上高は前年同期比19.0%減の12.02億円、営業利益は同6.8%増の1.98億円となった。主力製品であるスリッター関連で、国内の特殊紙用大型スリッター分野が順調に推移した。押出関連機器は、国内樹脂メーカーによる増産投資向け及び食品容器用途が好調となった。一方、フィルムスリッター分野は低調で、全体では減収となったが、付加価値の高いスリッターの売上があり収益を確保した。
2021年10月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比2.8%増の280.00億円、営業利益が同4.9%増の26.40億円、経常利益が同3.5%減の27.40億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.2%減の18.50億円とする期初計画を据え置いている。
<NB>
Copyright(c) FISCO Ltd. All rights reserved.
カテゴリ 「注目トピックス 日本株」 のニュース一覧
-
4月17日07時32分前日に動いた銘柄 part2 レーザーテック、AmidAホールディングス、フルヤ金属など
-
4月17日07時15分前日に動いた銘柄 part1 AI inside、日置電機、ウェルスナビなど
-
4月16日17時46分システムインテグレータ---21年2月期は売上高が42.58億円、E-Commerce事業が堅調に推移
-
4月16日17時05分日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は小幅続伸、エムスリーとファーストリテの2銘柄で約37円分押し上げ
-
4月16日16時42分新興市場銘柄ダイジェスト:フルヤ金属は急伸、AmidAHDがストップ高
-
4月16日16時34分【M&A速報:2021/04/16(2)】アイ・シグマ・キャピタル、昭光通商<8090>へのTOBが成立
-
4月16日15時58分アイリック Research Memo(8):2021年6月期配当は2020年6月期と同額の12円を予想
-
4月16日15時57分アイリック Research Memo(7):成長戦略として「3年後のあるべき姿」を策定
-
4月16日15時56分アイリック Research Memo(6):2021年6月通期は利益横ばい予想(レンジ予想)据え置き
-
4月16日15時55分アイリック Research Memo(5):2021年6月期2Q累計は販管費増加で減益だが赤字想定に対して黒字着地