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NexusB Research Memo(5):2021年12月期はM&A効果が通年で寄与し、大幅増収増益に  3月31日15時25分

■今後の見通し

1. 2021年12月期の業績見通し
Nexus Bank<4764>の2021年12月期の連結業績は、営業収益で前期比416.2%増の20,000百万円、営業利益で同699.3%増の3,000百万円、経常利益で同736.1%増の3,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で2,000百万円(前期は82百万円の損失)を見込んでおり、過去最高業績を大幅更新することになる。2020年11月に連結化したJT親愛貯蓄銀行等の業績が通年で寄与することが要因だ。

JT親愛貯蓄銀行の業績については、為替レート0.0907円/KRWを前提に営業収益は前期比増収となるものの、営業利益は減益で見込んでいる。コロナ禍に伴う景気低迷により、信用コストが増加するリスクを織り込んだ。貸出資産については、前期末で1,677億円と2018年以降横ばい水準が続いている。90日以上延滞率は4%台から2020年10~12月期は5.0%に微増となったが、業績面での懸念は今のところ見られない。とは言え、同銀行が連結業績に占める比率が高いことから、韓国の景気動向や金融政策の行方については引き続き注視しておく必要がある。

国内事業の営業収益については、Fintech事業においてエンタメ・事業型クラウドファンディングの取り組みを強化するほか、Jトラストカードの収益が通年で寄与することで増収を見込んでいるものの、利益面では引き続き成長基盤構築のための投資を優先するため、黒字化するかどうかは流動的と見られる。また、経営管理体制の強化を目的に管理部門等の人員体制強化を図っており、人件費の増加も見込んでいる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)




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