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東京株式(大引け)=253円安、米長期金利上昇を警戒し5日ぶりに反落  3月31日15時42分

 31日の東京株式市場は、前日の米株安を受け利益確定の売り圧力が表面化し日経平均は反落となった。後場後半は戻り歩調となったが、引け際に売り直された。

 大引けの日経平均株価は前営業日比253円90銭安の2万9178円80銭と5日ぶりに反落。東証1部の売買高概算は13億2588万株、売買代金概算は2兆9084億1000万円。値上がり銘柄数は491、対して値下がり銘柄数は1650、変わらずは45銘柄だった。

 きょうの東京市場は、前日まで日経平均が4日続伸していた反動もあって目先筋の利食い圧力が優勢となった。前日の米株市場ではNYダウなど主要3指数がいずれも安かった。バイデン政権が打ち出し、先日成立した1兆9000億ドル規模の経済対策に続き、31日に明らかとなる大型の経済対策に期待が高まっているが、一方で米10年債利回りが一時1.77%まで上昇したことが警戒されており、これを嫌気したリスクオフの地合いが東京市場にも波及した。外国為替市場でドル高・円安が急速に進んだことは自動車株などにプラス材料となったが、全体相場に与える影響は限定的だった。業種別では33業種中31業種が下落。値下がり銘柄数は全体の75%を占めている。売買代金は2兆9000億円台にとどまり3兆円大台に届かなかった。

 個別では、ファーストリテイリング<9983.T>、任天堂<7974.T>が安く、日立製作所<6501.T>は大幅安となった。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンク下げも目立った。武田薬品工業<4502.T>が軟調、コマツ<6301.T>、三菱商事<8058.T>なども売りに押された。ストライク<6196.T>は値下がり率トップに売られ、メディパルホールディングス<7459.T>、ビーネックスグループ<2154.T>なども大きく値を下げた。

 半面、ソフトバンクグループ<9984.T>が堅調、トヨタ自動車<7203.T>が商いを膨らませ大きく上値を伸ばしたほか、ソニー<6758.T>も堅調。日本電産<6594.T>もしっかり。レノバ<9519.T>が大幅高。エムスリー<2413.T>が買いを集め、サイバーエージェント<4751.T>も上昇した。ヤマシタヘルスケアホールディングス<9265.T>がストップ高に買われ、ラクーンホールディングス<3031.T>も値を飛ばした。アルテック<9972.T>も大きく値を上げた。

出所:MINKABU PRESS

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