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<動意株・2日>(大引け)=インソース、平和堂、セルソースなど  4月02日15時06分

 インソース<6200.T>=大幅高。同社はきょう、子会社のインソースデジタルアカデミーが東京都職員のICT職専門研修(基礎)実施委託を落札したことを明らかにしており、これが買い手掛かりとなっているようだ。経済産業省によると、人工知能(AI)及びIT人材の需給ギャップは2025年に約36万4000人、30年には約44万9000人に達すると予想され、組織のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進を担う人材の採用・育成が求められている。こうしたなか、同社グループは官公庁のデジタル化支援の研修を開発し、提供している。

 平和堂<8276.T>=急反発。同社はきょう午後2時頃に、21年2月期通期の連結決算を発表。営業収益は前の期比1.3%増の4393億2600万円(従来予想は4340億円)、営業利益は同34.2%増の140億3700万円(従来予想は124億円)と上振れ着地した。巣ごもり消費が追い風となったほか、販売促進の見直しや生産性改善による人件費抑制などが寄与した。こうした状況を踏まえ、、期末配当を従来計画比3円増額の21円(前の期は18円)にすると発表。中間配17円とあわせた年間配当は38円(前の期は35円)となる。また、22年2月期通期の連結業績予想は、営業収益が前期比1.3%増の4450億円、営業利益が同17.5%増の165億円と見込んでいる。

 セルソース<4880.T>=急伸。1日の取引終了後、富士製薬<4554.T>と不妊治療領域で事業提携すると発表しており、これを材料視する買いが入っている。同社は主に変形性膝関節症やスポーツ外傷の治療などの整形外科領域で血液由来加工受託サービスを提供していたが、20年に産婦人科領域に参入し、不妊治療を目的とした同サービスの提供を開始した。今回の提携を通じ、富士製薬が同社の血液由来加工受託サービスについて販売支援を行うという。

 エーアイ<4388.T>=動意。同社は1日、自社の音声合成エンジン「AITalk」がベネッセホールディングス<9783.T>の「進研ゼミ 中学講座」に採用されたことを明らかにしており、これが株価を刺激しているようだ。採用されたのは、「進研ゼミ 中学講座」が4月から展開するタブレット学習を中心とした「ハイブリッドスタイル」の中学1・2年生向けの学習教材「デジタルチャレンジ」。同社は同教材内で数学・国語・理科・社会の先生の声に起用された声優の収録音声から、「AITalk CustomVoice」によるオリジナル音声合成辞書を作成したという。

 FRONTEO<2158.T>=上値指向鮮明。同社は人工知能(AI)技術をバックボーンに電子データ収集や分析リーガルテック事業を主力展開するほか、近年はその高度な技術力をライフサイエンス分野にも拡張して新境地を開拓している。1日取引終了後、人工知能を活用した特許調査支援システム「Patent Explorer」に新機能を追加したことを発表。旧バージョンにはない散布図を使用した解析を導入したことで効率性を高めた。これが足もとの株高を後押しする刺激材料となっている。株価はテクニカル的にも13週・26週移動平均線のゴールデンクロスがきょうにも達成される見込みにあり、一段の上値を見込んだ買いを誘っている。

 象印マホービン<7965.T>=大幅高で新値街道復帰。同社が1日取引終了後に発表した21年11月期第1四半期(20年11月21日~21年2月20日)決算は営業利益が前年同期比29%増の36億4600万円と大幅な伸びを示しており、今上期計画の32億円を大きく超過した。巣ごもり消費需要の高まりを背景に調理家電の売り上げが好調で収益に反映される形となった。これを好感する買いを呼び込んでいる。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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