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ドル円109円まで下落、今後の展開は?  住信SBIネット銀行(馬渕磨理子)  4月13日14時54分

皆さん、こんにちは。フィスコ企業リサーチレポーター馬渕磨理子です。まずは、先週のマーケットを振り返ってみましょう。


米早期利上げ観測後退でドル・円は一時109円00銭まで下落しました。米国の政策金利は2023年末まで現行水準を維持するとの見方が再び広がり、量的緩和策の早期縮小の思惑も後退したことから、リスク選好的なドル買い・円売りは縮小しました。

ユーロ・円は、伸び悩みとなりました。4月7日に130円67銭までユーロ高・円安に振れたものの、欧州中央銀行(ECB)専務理事兼首席エコノミストのレーン氏が「インフレが目標に向けて進んでいる証拠はない」と指摘したことから、リスク選好的なユーロ買い・円売りは縮小し、ユーロ・円は8日に一時129円57銭まで下落しました。

さて、今週のマーケットはどうなるのか?チェックすべきポイントについて住信SBIネット銀行の「ウィークリーレポート」を見てまいりましょう。

ドル・円は『底堅い値動き』を予想しています。堅調な米経済指標を意識してドル選好地合いは継続しそうです。4月7日に公表されたFOMC議事要旨(3月16-17日開催分)によると、「足元は改善の方向だが、「新型コロナウイルスの打撃で経済の先行きは依然として極めて不確実との見解で一致していた」ことが判明しています。この内容を受けて早期利上げ観測は大幅に後退しており、米10年債利回りはさらに低下する可能性があるものの、『米国経済が世界をけん引する状況に変わりはない』と予想しています。『国際通貨基金(IMF)が4月6日公表した世界経済見通しでは、米国経済の強い回復が寄与するとの見方が示されている』と述べています。

ユーロ・円については『上げ渋り』を予想しています。欧州諸国における新型コロナウイルスまん延の影響が警戒されており、欧州中央銀行(ECB)は現行の金融緩和策を長期間維持することを決定するとみられます。『米長期金利の低下を意識してユーロ売り・米ドル買いは一巡したが、米国経済の早期正常化への期待は持続しており、ユーロ買い・米ドル売りが大きく広がる可能性は低いとみられる』と予想しています。『米ドル・円相場に大きな動きがない場合、ユーロ・円は130円台後半で上げ渋る状態が続く』と分析しています。

ポンド・円は『もみ合い』を予想しています。30歳未満への英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスのワクチン接種は避けられることになり、リスク選好的なポンド買い・米ドル売りは縮小しました。しかしながら、『欧米、アジア諸国の株高はリスク選好的なポンド買い・円売りを促す一因となるため、米ドル・円相場に大きな動きがない場合、ポンド・円は主に150円台でもみ合う状態が続く可能性がある』と予想しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、住信SBIネット銀行サイト内の「ウィークリーレポート」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコ企業リサーチレポーター 馬渕磨理子



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