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ユーロ週間見通し:伸び悩みか、130円台後半で上げ渋る可能性も  4月17日14時37分

■米長期金利低下を意識してユーロ買い強まる

今週のユーロ・ドルは強含み。ユーロ圏2月小売売上高は市場予想を上回ったことや、フランスでのワクチン接種ペース加速などで経済活動の再開期待も高まり、ユーロ買いになった。米国の長期金利低下を意識したユーロ買い・ドル売りも観測された。取引レンジ:1.1871ドル-1.1995ドル。

■伸び悩みか、米国経済好転でユーロ売り再開も

来週のユーロ・ドルは伸び悩みか。ユーロ圏での新型コロナウイルス再拡大が警戒されるなか、欧州中央銀行(ECB)は22日開催の理事会で大規模な金融緩和策を維持する公算。ECBの方針決定でユーロ売り再開の可能性がある。米国経済の好転も意識され、投資家のドル選好がただちに変わる可能性は低いとみられる。

予想レンジ:1.1850ドル−1.2050ドル

■下げ渋り、ユーロ圏経済の改善期待広がる

今週のユーロ・円は下げ渋り。米長期金利の低下を意識して米ドル売り・円買いが優勢となり、この影響でユーロ・円は一時129円80銭まで売られた。しかしながら、フランス中央銀行のビルロワドガロー総裁が欧州中央銀行(ECB)の緊急措置の早期縮小に言及したことや、イタリア政府は、4月26日から多くの地域で新型コロナウイルスによる制限措置を緩和すると発表し、ユーロ圏経済の改善期待が広がったことから、ユーロは対円で下げ渋った。取引レンジ:129円80銭−130円58銭。

■伸び悩みか、130円台後半で上げ渋る可能性も

来週のユーロ・円は伸び悩みか。欧州中央銀行(ECB)は4月22日開催の理事会で現行の金融政策を長期間据え置く公算。大規模金融緩和策を維持することも織り込み済みだが、ユーロ圏経済について慎重な見通しが提示された場合、リスク回避的なユーロ売り・米ドル買いが再び強まり、ユーロ・円は130円台後半で上げ渋る状態が続く可能性がある。

○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・22日:欧州中央銀行政策金利発表
・23日:マークイット4月製造業PMI(3月:62.5)
・23日:マークイット4月サービス業PMI(3月:49.6)

予想レンジ:129円50銭−131円00銭




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