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29000円を支持線とした底堅い相場展開が見込まれる  4月26日08時14分

 26日の日本株市場は底堅い相場展開が見込まれる。23日の米国市場ではNYダウが227ドル高だった。引き続きバイデン政権のキャピタルゲイン増税が回復を妨げるとの懸念に売り先行。しかし、4月PMIや3月新築住宅販売件数が予想を上回ったため強い回復への期待が再燃し上昇に転じた。また、潜在的な増税も対象者数が非常に少数であることや詳細が不明で実施もまだ先になるとの見方も支援し、引けにかけて上げ幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比245円高の29215円。

 シカゴ先物にサヤ寄せする形から買い先行の展開が見込まれる。節目の29000円を上回ってくる可能性が高く、同線を支持線に変えてくるようであれば、リバウンド機運を高めてくることも期待されそうである。もっとも、今週は主要ハイテク企業などの決算発表が本格化するほか、米国でもクオリティ株の決算を控えている。日経平均に対するインパクトの大きい企業決算を控えていることもあり、決算内容を見極めたいとする模様眺めムードも強まりやすい面はあるだろう。そのため、シカゴ先物にサヤ寄せした後は29000円を支持線とした押し目狙いのスタンスになりそうだ。

 一方で、テクニカル面では25日、13週線が29350円辺りに位置している。目先的には抵抗線として意識されやすいため、この水準をクリアしてくるようであれば、ショートカバーを誘う流れに向かいやすいところ。決算本格化、ゴールデンウイークを控えて市場参加者が限られていることもあり、薄商いのなかをインデックスに絡んだ売買のインパクトを受けやすいだろう。先週前半の急落も週後半のリバウンドによってセンチメントは改善しているとみられるため、25日、13週線をクリアしてくることが出来れば、29500円辺りをターゲットとした見方にも向かわせやすい。

 物色としては決算を手掛かりとした日替わり物色に向かいやすく、先週末の引け後に決算を発表している宇部興<4208>、東製鉄<5423>、中村超硬<6166>、マーベラス<7844>、高度紙<3891>などが注目される。そのほか、需給にしこりの少ない直近IPO銘柄のほか、先週末の気候変動サミットを受けた環境関連のほか、新型コロナ感染拡大による緊急事態宣言を受けた関連銘柄などへも短期筋の資金は向かいそうである。


<AK>

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