株式・投資信託・ETF・退職・年金 投資に役立つ「ケイゾンマネー」

コプロHD Research Memo(4):2021年3月期は減益予想だが2022年3月期は成長軌道に回帰する見込み  5月07日15時14分

■今後の見通し

1. 2021年3月期通期の連結業績予想
コプロ・ホールディングス<7059>の2021年3月期通期の連結業績予想は、2021年2月10日に下方修正して、売上高が前期比12.9%増の14,819百万円、営業利益が同14.2%減の1,366百万円、経常利益が同13.7%減の1,368百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同16.9%減の901百万円としている。

従来予想(2020年10月28日公表)に対して、売上高を613百万円、営業利益を427百万円、経常利益を427百万円、親会社株主に帰属する当期純利益を320百万円、それぞれ下方修正した。「派遣労働者の同一労働・同一賃金」に伴うチャージアップ(技術社員1人当たり契約単価の向上)交渉が想定よりも遅れているため、売上高が従来予想を下回る見込みとなった。さらに、新型コロナウイルス感染疑いのある技術社員の自宅待機に伴う特別休暇取得に対する給与支払なども影響して、売上原価率改善ペースが想定を下回るため、各利益を減益予想とした。また親会社株主に帰属する当期純利益については、事業拡大に伴う執務スペース拡大を目的とした本社移転(現入居ビル内でのフロア移動)に伴い、第4四半期に特別損失約80百万円を計上することも影響する。

2. 2022年3月期は2ケタ増収増益で成長軌道に回帰する見込み
2021年3月期は一時的要因で減益予想としたが、技術社員数は順調に増加しており増収基調に変化はなく、第4四半期にはチャージアップ交渉に注力して売上原価率が回復傾向となっている。そして2022年3月期は、2021年3月期に発生した一過性コストの一巡や、チャージアップによる売上原価率改善の進展などで、2ケタ増収増益基調と成長軌道に回帰する見込みとしている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)




<YM>

 Copyright(c) FISCO Ltd. All rights reserved.

特集

「証券アナリストの調査手法とこだわり」(全6回)

「証券アナリストの調査手法とこだわり」

証券アナリストの行動パターンをご紹介!個人投資家のリスク回避術を学ぼう。

特集を読む »

おもしろ企業探検隊

おもしろ企業探検隊

平林亮子&内田まさみの「そうだ!社長に会いに行こう」ナブテスコ株式会社

特集を読む »