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NYの視点:日本経済の停滞を意識して円買い拡大の可能性低い  5月10日07時59分

7日のドル・円は、東京市場では108円94銭から109円20銭まで上昇。欧米市場では、109円29銭まで買われた後、108円34銭まで反落し、108円59銭で取引終了。本日10日のドル・円は主に108円台で推移か。4月米雇用統計は予想を下回る内容だったが、日本経済の停滞を意識して、リスク回避的なドル売り・円買いがさらに拡大する可能性は低いとみられる。

米労働省が5月7日発表した4月雇用統計では、非農業部門雇用者数が前月比+26.6万人にとどまり、市場予想の同比+100万人程度を大幅に下回った。4月の失業率は低下予想に反して6.1%に上昇した。4月の失業率が上昇し、非農業部門雇用者数の増加幅が予想を大きく下回ったことについて、市場関係者の間からは「失業手当の拡充が関係している」との声が聞かれている。新型コロナウイルスのワクチン接種は急速に拡大していることから、多くの州で経済活動は一段と拡大し、個人消費は増大しつつあるが、企業経営者は労働力不足に直面しているようだ。非農業部門雇用者数の増加ペースは当面鈍化するとの見方が広がっているが、平均時間給は上昇する可能性があるため、米長期金利は下げ渋り、ドル相場に対する支援材料となりそうだ。



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