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マザーズ指数は7日続落、投資家心理悪化で3月9日安値下回る、下落率トップはクリーマ  5月12日17時13分

 本日のマザーズ指数は7日続落した。前日の米国市場では引き続きインフレと長期金利上昇への警戒感から売りが優勢で、ハイテク株は後半に持ち直した一方、直近まで好調だった景気循環株を中心に利益確定売りが出たことでNYダウは大きく続落、ナスダック総合指数は小幅な下落で引けた。米ハイテク株安の目先の一服感を受けて、前日まで大幅に6日続落していたマザーズ指数は自律反発狙いの買いも入るなか上昇してスタート。しかし、今晩に4月の米消費者物価指数(CPI)の発表が控えているなか、インフレ・長期金利の上昇への警戒感は根強く、マザーズ指数は上昇後間もなくマイナスに転じた。短期筋の先物主導での売りにつられる形で日経平均が一時700円超安と
28000円をも割り込んだことで個人投資家のセンチメントも大幅に悪化。マザーズ市場でも時価総額上位銘柄を含め後半に投げ売りが出た。引けにかけては日経平均28000円を回復したこともあり、マザーズ指数も下げ渋ったが、戻りは鈍く上値の重い展開が続いた。マザーズ指数は3月9日に付けた安値1113.58ptを大きく割っており、日足でも週足でもともに目先のサポートとなるラインが見当たらない。今晩の米国市場の動きが冴えないと明日以降も下値模索の展開となる可能性があろう。なお、マザーズ指数は前日比21.50ポイント安の1095.85ポイントと7日続落、売買代金は概算で1595.34億円。騰落数は値上がり銘柄数41、値下がり銘柄数308、変わらず5となった。
 個別では、値下がり率トップとなったクリーマ<4017>は、前日からの売りが止まらず15%安。同様に前日から売りに押されているAppier<4180>は9%安、バルミューダ<6612>も売りに押されて9%安となった。時価総額上位銘柄では、プレイド<4165>が6%
安、フリー<4478>が4%安、ウェルスナビ<7342>が3%安と軟調だった。そのほか、データホライゾン<3628>、INCLUSIVE<7078>、イーエムネットジャパン<7036>などが値下がり率上位に顔を出した。一方、値上がり率トップとなったキャリア<6198>は、「新型コロナウイルスワクチン接種における看護師の派遣」を落札したことが好感されて19%高でストップ高となった。アドビと提携して「Bplats」に電子サイン機能追加することを発表したビープラッツ<4381>は13%高、自社株買いと自社株の消却を発表したことで買い材料視されたユナイテッド<2497>も9%高となった。また、時価総額上位では、第1四半期の業績黒字転換をポジティブ視されたBASE<4477>が6%高、押し目買いが優勢となったメルカリ<4385>は3%高と堅調だった。そのほか、AIinside<4488>、エコモット<3987>、ビジョナル<4194>などが値上がり率上位に顔を出した。


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