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ウェーブロックホールディングス---21年3月期は売上高横ばい、マテリアルソリューション事業のホームセンター向けが好調  5月14日11時07分

ウェーブロックホールディングス<7940>は13日、2021年3月期連結決算を発表した。売上高は前期比0.0%減の292.48億円、営業利益は同8.2%減の14.89億円、経常利益は同10.6%減の14.28億円、親会社株主に帰属する当期純利益は子会社株式売却益等の計上により同115.2%増の23.86億円となった。

インテリア事業の売上高は前期比2.7%減の94.31億円、セグメント利益は同6.2%減の8.65億円となった。新型コロナウイルス感染拡大による建設工事中断等の影響を受け、壁紙市場全体が落ち込む中、機能性量産壁紙の市場浸透等により量産品の販売が健闘した。一方、原材料価格の低下に伴う売価低下等により比較的利益率の高い中級品の販売が落ち込んだ。

マテリアルソリューション事業の売上高は前期比0.4%減の161.31億円、セグメント利益は同10.9%増の12.42億円となった。リビングソリューション分野において、ホームセンター向け張替用防虫網ならびにその関連用品および園芸用品等が、新型コロナウイルス感染拡大を背景にした巣籠り需要の増加や換気意識の高まり等により、大きく売上を伸ばした。ビルディングソリューションおよびインダストリアルソリューション分野は、飛沫感染防止用透明シート等の新型コロナウイルス感染防止関連製品として、防炎性能を有する製品を投入する等、新規製品の開発に取り組み、需要の取り込みを図った。一方で、その他の製品は、建設工事に代表される各種経済活動が中断、もしくは、大幅縮小した結果、販売は低迷した。パッケージングソリューション分野も、持ち帰り用の食品容器は堅調に推移したものの、ミルクポーション等の飲食店向け用途が低調に推移した。アグリソリューション分野は、新型コロナウイルス感染拡大による先行き不透明感から国内農業における投資意欲の後退等もあり、需要が落ち込んだ。

アドバンストテクノロジー事業の売上高は前期比3.2%増の41.27億円、セグメント利益は同3.1%減の0.78億円となった。ディスプレイ用拡散板の販売が大幅に増加した。また、海外での販売、特に自動車関連の売上が大きい金属調加飾フィルム分野において、経済活動が再開した中国市場や、ロックダウン解除後のインドにおける需要が回復し、いまだ新型コロナウイルス感染拡大の影響から回復の途上にある国内を含むその他の地域の落ち込みをカバーした。また、PMMA/PC二層シート分野は、自動車用ナビゲーションシステム用途において新規案件獲得等の成果が順調にあったものの、スマートフォン用途から撤退したことに伴う落ち込みをカバーするに至らなかった。

2022年3月期通期の連結業績予想については、現在、2022年3月期の業績予想を含めた中期経営計画を策定中であることから、中期経営計画の公表が可能となった段階で、速やかに開示するとしている。




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