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ザイマックス Research Memo(4):保守的な前提で予想  5月24日15時04分

■今後の見通し

ザイマックス・リート投資法人<3488>では、今後の業績予想については、コロナ禍の影響によるオフィスリーシング長期化傾向や、ホテルの営業成績の不確実性などを踏まえて、一定の範囲で減収を織り込んだ計画を立てている。

すなわち、2021年8月期(第7期)の業績は、営業収益1,291百万円(前期比0.1%減)、営業利益676百万円(同5.5%減)、経常利益623百万円(同4.2%減)、当期純利益622百万円(同4.2%減)と、減収減益の見通しだ。営業収益ではオフィス賃料の減収を見込む一方、営業費用では前期から持ち越されたリーシングコストの増加を見込む。ホテル事業では、コロナ禍に伴う厳しい経済環境に配慮し、前期より月次GOP(Gross Operating Profit:営業総利益のこと)に連動する変動賃料方式を採用している。

また、2022年2月期(第8期)は、営業収益1,321百万円(前期比2.3%増)、営業利益706百万円(同4.3%増)、経常利益641百万円(同2.8%増)、当期純利益640百万円(同2.8%増)と、増収増益を予想する。営業収益ではホテルの固定賃料の復活に伴う賃料収入の増加が、また営業費用ではリーシングコストの平常化が増収増益の主因である。

以上により、2021年8月期の分配金は2,788円/口(前期比123円減)、2022年2月期も2,867円/口(同79円増)を予想している。

ただ、同投資法人の業績予想は、コロナ禍という現在の厳しい経営環境に基づいた保守的な前提に立っている。今後コロナ禍が収束に向かい、経営環境が改善すれば、予想を上回って着地する可能性も十分に考えられよう。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)



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