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Iスペース Research Memo(5):財務内容は健全性を維持、積み上がった手元キャッシュは株主還元していく意向  6月07日15時05分

■業績動向

3. 財務状況と経営指標
インタースペース<2122>の2021年9月期第2四半期末の総資産は前期末比508百万円増加の9,747百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産では現金及び預金が298百万円増加したほか、売掛金が362百万円増加した。また、固定資産では有形固定資産が22百万円、無形固定資産が1百万円減少した一方で、投資有価証券が55百万円増加した。

負債合計は前期末比505百万円増加の4,622百万円となった。流動負債で買掛金が447百万円、未払法人税等が54百万円それぞれ増加したことによる。また、純資産は同3百万円増加の5,125百万円となった。親会社株主に帰属する四半期純利益137百万円の計上及び配当金の支出135百万円により、利益剰余金が2百万円増加した。

経営指標を見ると、自己資本比率が前期末の55.4%から52.6%に低下したが、第2四半期末にかけて売上債権債務が拡大したことと配当金支出の影響が大きい。無借金経営で手元キャッシュも40億円を上回っていることから、財務の健全性は高いと判断される。なお、今後も良いM&A案件があれば検討を進めていくが、投資額としては数億円程度と手元キャッシュで賄える範囲での投資であると考えている。また、事業運営費用として必要となるキャッシュに対して、現状はやや積み上がり過ぎた水準にあり、今後は株主還元にも前向きに充当していくものと思われる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)




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