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欧米為替見通し:ドル・円は上げ渋りか、米FOMCはタカ派もFRB議長の慎重姿勢を材料視  6月16日17時25分

16日の欧米外為市場では、ドル・円は上げ渋る展開を予想する。米連邦公開市場委員会(FOMC)でタカ派寄りの観測が広がり、ドル買いに振れやすい。ただ、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長は慎重姿勢を堅持し、ドルの一段の上昇を抑制しよう。

ドル・円は4日の雇用統計発表後に110円前半から失速したが、今週は110円台でこう着した値動きが目立つ。前日もFOMCでの政策決定を前に積極的な取引が手控えられるなか、ドルは110円10銭を挟んでもみ合った。本日アジア市場でも材料難で様子見ムードが広がり、110円台を維持しながらも狭いレンジ内で方向感の乏しい値動きに。日経平均株価や上海総合指数の弱含みで円買いに振れやすい半面、米金利は底堅くドルは下げづらい展開となった。

今晩はFOMC後の米金利が焦点。前日発表された米小売売上高など経済指標は低調な内容となり、FRBによる資産買入れの段階的縮小(テーパリング)論議は弱まっているようだ。ただ、今晩注目される政策金利の見通しを示すドットチャートでタカ派的なメンバーにより利上げ時期の前倒しが示されれば、米金利の上昇を手がかりにドル買い優勢となりそうだ。とはいえ、パウエルFRB議長は慎重姿勢とみられ、ドルは110円台の売りに下押しされる可能性もあろう。

【今日の欧米市場の予定】
・21:30 米・5月住宅着工件数(予想:163.0万戸、4月:156.9万戸)
・21:30 米・5月住宅建設許可件数(予想:173.0万戸、4月:173.3万戸)
・21:30 米・5月輸入物価指数(前月比予想:+0.8%、4月:+0.7%)
・21:30 カナダ・5月消費者物価指数(前年比予想:+3.5%、4月:+3.4%)
・03:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)声明発表(政策金利は0.00-0.25%に据え置き予想)
・03:30 パウエル米FRB議長会見
・米ロ首脳会談




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