株式・投資信託・ETF・退職・年金 投資に役立つ「ケイゾンマネー」

FB Research Memo(2):構造改革を経て、主力事業の成長を加速化するネットインフラ提供企業  7月02日15時12分

■会社概要

1. 会社概要
フリービット<3843>は、インターネット・サービス・プロバイダー(ISP)へのインフラ提供やMVNEとしてのMVNO事業への参入支援、バーチャルデータセンターを中心とするクラウドインフラの提供、インターネット・サービスにおけるコンサルティング、ソリューションなど様々なサービスを、主に法人向けに提供する。また、グループ会社を通じて、個人向けのISPやMVNOサービス、Webマーケティングサービス、集合住宅向けのインターネット関連サービスなどの事業を手掛ける。グループには、ギガプライズ<3830>、フルスピード<2159>、(株)ドリーム・トレイン・インターネット(DTI)、などが含まれる。

同社(前身は(株)フリービット・ドットコム)は2000年に東京都渋谷区で設立された。ISP(インターネット接続事業者)向けサービスを中心に成長し、2007年に東証マザーズに上場。上場を契機に、M&Aによる事業領域の拡大を加速化した。同年に個人向けISPを手掛けるDTIを、2009年には(株)ギガプライズを連結子会社化。2010年にはインターネット広告代理店の(株)フルスピードの連結子会社化に伴い、同社子会社のアフィリエイト広告事業を行う(株)フォーイット、ITプラットフォーム事業を行う(株)ベッコアメ・インターネットなども連結子会社とし、企業理念「Being The NET Frontier!~Internetをひろげ、社会に貢献する~」のもと、事業領域を拡大してきた。2011年にはMVNE/MVNO事業に参入し、モバイル事業領域でも成長を加速。日本におけるMVNO業界発展に貢献した。2016年には東証1部に昇格し、M&Aを足掛かりにヘルステック事業に進出。2018年には語学教育サービスを提供する(株)アルクを連結子会社化し、エドテック事業に進出した。2019年7月にはアルプスアルパイン(株)<6770>と「シームレスカーライフ」実現に向けた包括的提携を行っている。2020年5月には同社の創業者である石田宏樹氏が社長に復帰し、構造改革に着手。その後、オフバランス化の一環として、(株)フリービットEPARKヘルスケア(現:(株)くすりの窓口)、(株)フォーメンバーズ、(株)アルクを非連結化した。

2. 事業内容
インフラテック事業では、固定網によるISP向け事業支援サービス・個人向けインターネット接続サービスやMVNO向け事業支援(MVNE)サービス・個人向けモバイル通信サービス、そして、クラウド関連サービスなどを提供している。

不動産テック事業では、集合住宅向けの固定網によるインターネット接続サービスを提供しており、主に(株)ギガプライズが担っている。超大手ハウスメーカー複数社との協業により導入が増加しており、それに加え、IoTを活用した不動産関連サービスも提供している。

アドテク事業では、法人向けにインターネットマーケティング関連サービスを提供しており、主に(株)フルスピードと(株)フォーイットが担っている。リスティング広告やアドテクノロジー活用広告、ソーシャルメディア広告等を提供している。

ヘルステック事業は、薬局向けのITソリューションサービスや個人向けの「電子お薬手帳アプリ」などを提供していた。現在は同事業セグメントを担っていた(株)フリービットEPARKヘルスケアの全株式を売却している。

エドテック事業は、法人、個人及び教育機関向けに、語学研修や語学書籍、語学eラーニングをはじめとした語学に関わる教育総合サービスを提供していた。現在は同事業セグメントを(株)アルクの全株式を売却している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 石津大希)




<ST>

 Copyright(c) FISCO Ltd. All rights reserved.

特集

「証券アナリストの調査手法とこだわり」(全6回)

「証券アナリストの調査手法とこだわり」

証券アナリストの行動パターンをご紹介!個人投資家のリスク回避術を学ぼう。

特集を読む »

おもしろ企業探検隊

おもしろ企業探検隊

平林亮子&内田まさみの「そうだ!社長に会いに行こう」ナブテスコ株式会社

特集を読む »