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ODK Research Memo(4):2021年3月期は計画超の増益  7月08日15時14分

■業績動向

1. 2021年3月期連結業績の概要
ODKソリューションズ<3839>の2021年3月期の連結業績については、売上高が前期比5.0%増の5,412百万円、営業利益が同27.8%増の669百万円、経常利益が同25.6%増の695百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同29.7%増の474百万円となった。売上面では、教育業務における既存顧客との取引深耕や新規受託、証券業務におけるサーバーリプレイス案件などがけん引した。また、業容拡大に伴う要員費用や減価償却費の増加などがあったものの、増収効果や退職給付費用の減少などにより増益となった。売上原価率は同1.4ポイント低下して68.9%、販管費比率は0.9ポイント低下して18.7%となった。なお、期初計画に対しては、売上高はおおむね計画水準で着地した一方で、各利益は減益予想の計画から一転して2ケタ増益で着地した。これは、外部要員費用や人材紹介手数料が想定を下回ったことに加え、株式市況の影響で退職給付費用が想定を下回ったことも寄与した。

教育業務の売上高は前期比13.5%増の3,597百万円となった。既存顧客との取引深耕や新規受託などによりシステム運用売上が伸長した。証券・ほふり業務の売上高は同5.0%増の1,031百万円となった。ほふり関連のサーバーリプレイス開発案件が寄与した。一般業務は同21.6%減の703百万円となった。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で臨床事業に係る運用業務が減少し、医療システム用タブレット製品の販売やアプリ開発も減少した。

2. 財務状況
2021年3月期末の資産合計は前期末比788百万円増の8,276百万円となった。主に現金及び預金や売上債権が増加した。負債合計は同518百万円増の2,409百万円となった。主に長期借入金が増加した。純資産は同270百万円増の5,866百万円となった。主に利益剰余金が増加した。この結果、自己資本比率は3.8ポイント低下して70.9%となった。自己資本比率は低下したが70%台と高水準であり、流動比率や営業キャッシュ・フロー等にも懸念点は見当たらないことから、財務面の健全性は良好と言えるだろう。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)




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