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「安全資産」である円が買われやすい状況が続きそう サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)  7月21日17時36分

皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、ドル円についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、『今週のドル円は、新型コロナウイルス感染拡大への懸念を背景に日米ともに株価が不安定なことから、リスク回避モードを背景に、「安全資産」である円が買われやすい状況が続きそうだ。ただ、日米の今後の金融政策の違いから円買いも限定的だろう。』と述べています。

13日発表した6月米消費者物価指数(CPI)は前年同月比5.4%上昇と、2008年8月以来12年10カ月ぶりの高い伸びとなりました。前月比も0.9%上昇と13年ぶりの大幅な上昇です。景気回復に伴う需要の急増でインフレ圧力が高まりました。変動の激しい食品とエネルギーを除いた上昇率は前年同月比で4.5%と、1991年11月以来29年7カ月ぶりの高水準です。

『新型コロナウイルス危機を受けた経済対策やワクチン普及により経済活動が拡大する中で、原材料の供給制約や人手不足が物価上昇につながったようだ。早期のテーパリング(量的緩和縮小)観測が高まって、一時ドル買いが進んだ』と分析しています。

続けて、『6月CPIの予想以上に加え、6月米卸売物価指数(PPI)も前年同月比で7.3%上昇と、2010年11月以来の大幅な伸びとなった。FRBの複数高官がタカ派的な姿勢を見せる中、パウエル議長は引き続きややハト派に傾いている。しかし、テーパリング(量的緩和の縮小)に向かっていないわけではなく、2022—23年に利上げを行うことを否定するものでもない。パウエル議長は年内に金利正常化に着手すべきだとの見方を牽制しているようだ。米長期金利が低下したこともあり、ドル買いが強まる状況にはないだろう。また、米国の経済成長とインフレのピークは過ぎたとして、今年の米実質国内総生産(GDP)成長率予想も引き下がるとの見方もあり、ドル買いには慎重になりそうだ』と述べています。

CFTC建玉:7月13日時点のファンドのドル買い・円売りポジションは、5万6250枚(前週比−1万2886枚)。

こうしたことから、陳さんは、『ドル円日足は一目均衡表の雲にサポートされて、長大下ヒゲ足が出現したが、転換線と基準線を下回っており、両者がデッドクロスしている。さらに遅行線が本体を下回りつつあることから、下落基調が強まりそうだ。109円割れも想定されよう。』と考察し、ドル円の今週のレンジについては、『109.00~111.00円』と予想しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の7月20日付「ドル円今週の予想(7月19日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜




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