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ウェーブロックHD Research Memo(6):コロナ禍の影響がプラス、マイナス両面であり、実質的な営業利益は増益  7月26日15時06分

■業績動向

1. 2021年3月期の業績概要
ウェーブロックホールディングス<7940>の2021年3月期の連結業績は、売上高で前期比ほぼ横ばいの29,248百万円、営業利益で同8.2%減の1,489百万円、経常利益で同10.6%減の1,428百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同115.2%増の2,386百万円となった。

売上高についてはアドバンストテクノロジー事業における拡散板の仕入販売、マテリアルソリューション事業におけるリビングソリューション製品の販売が好調に推移した一方で、マテリアルソリューション事業におけるビルディングソリューションおよびインダストリアルソリューションの販売低迷、インテリア事業における壁紙の販売単価低下等の影響で、前期並みの水準にとどまった。

また、営業利益はマテリアルソリューション事業が増益となった一方で、インテリア事業が減益となったほか、アドバンストテクノロジー事業において、スマートフォン筐体向けPMMA/PC2層シートからの事業撤退に伴う製品在庫及び材料の処分損等を計上したことや、WIT株式の譲渡に関連したアドバイザリー費用159百万円、在宅勤務導入に伴う本社オフィスレイアウト変更に伴う費用32百万円を計上したことが減益要因となった。これら一時費用の計上がなければ営業利益は前期比で増益となっており、会社計画に対しても上回って着地していたことになる。また、特別利益としてWITの株式売却益2,094百万円等を計上したことにより、親会社株主に帰属する当期純利益は大幅増益となった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)




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