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<動意株・3日>(大引け)=JUKI、丸文、昭電線HDなど  8月03日15時07分

 JUKI<6440.T>=強含む。同社はきょう午後2時頃に、21年12月期第2四半期累計(1~6月)の連結決算を発表。営業損益は19億800万円の黒字(前年同期は34億6800万円の赤字)となり、従来予想の13億円の黒字から上振れしたことが好感されているようだ。売上高は前年同期比54.4%増の470億9800万円(従来予想は470億円)で着地した。欧米や中国などの市場活性化などを背景に工業用ミシンの売り上げが増加したほか、新型コロナウイルス感染拡大による巣ごもり需要を背景に家庭用ミシンの販売が欧米で伸長。また、5G関連などの設備投資需要を捉え、産業装置の売り上げも回復した。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。

 丸文<7537.T>=新値街道。独立系半導体商社で米テキサス・インスツルメンツ(TI)など外国製品などの取り扱いで強みを持ち、世界的な半導体業界の設備投資需要を背景に収益機会が膨らんでいる。また、高速通信規格5G関連製品も幅広く扱っておりローカル5Gの技術実証などにも積極的に協力している。前週末に発表した21年3月期第1四半期(4~6月)決算では営業利益が10億7600万円(前年同期は6億300万円の赤字)と急回復、対通期進捗率も33%に達した。PBRは依然として0.5倍を下回り、株価は会社解散価値の半値以下の水準にある。

 昭和電線ホールディングス<5805.T>=上げ足早め年初来高値更新。2日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高451億8400万円(前年同期比33.6%増)、営業利益25億6600万円(同4.1倍)、純利益17億1900万円(同4.3倍)と大幅増益となった。電装・コンポーネンツ事業で自動車向け高機能製品の需要が好調を維持したことに加えて、5G需要や中国向けなどで通信・産業用デバイス事業も好調だった。また、電力強靱化や老朽化更新向けなどに電力インフラ向け需要も堅調だった。

 イー・ガーディアン<6050.T>=急反騰。2日の取引終了後、21年9月期第3四半期累計(20年10月~21年6月)の決算を発表し、売上高は72億800万円(前年同期比26.1%増)、純利益は9億1700万円(同33.6%増)だった。また、未定としていた通期の配当予想を14円(前期10円)にすると発表しており、好決算と配当実施を好感した買いが入っている。SNSなどの投稿監視やカスタマーサポートなどを手掛ける主力事業において、コロナ禍においても成長を続ける動画領域に注力したことから売り上げが拡大し、全体業績を牽引した。なお、通期見通しについては売上高96億2100万円(前期比22.6%増)、純利益10億9600万円(同11.9%増)とする従来予想を据え置いた。あわせて、上限を10万株(発行済み株数の1.0%)、または3億5000万円とする自社株買いを実施すると発表した。取得期間は8月3日から9月20日まで。

 日鍛バルブ<6493.T>=大幅反発。独立系の自動車用バルブ大手メーカーで、世界的な自動車販売需要の急回復を追い風に業績は絶好調に推移しており、22年3月期営業利益は31億5000万円(前期実績1800万円)と急拡大する見通し。PERは6倍前後でPBR0.4倍前後と株価指標面で割安感が際立っている。また、中長期的にも世界的な電気自動車(EV)シフトの動きをにらんでEV領域の商品開発に早い段階から着手しており、主要顧客のホンダ<7267.T>をはじめ大手自動車メーカーとの連携に期待がかかる。

 田中化学研究所<4080.T>=ストップ高。2日の取引終了後、22年3月期第1四半期(4~6月)の決算を発表し、純利益は2億7200万円(前年同期3億6700万円の赤字)だった。通期は最終赤字を見込んでいるが、第1四半期時点で黒字に浮上したことから、物色の矛先が向かったようだ。売上高も97億4900万円(同41億6600万円)と好調だった。足もと車載用途を中心に販売が増加基調で推移しているほか、同社製品の主原料であるニッケルやコバルトの国際相場が上昇基調で推移していることが業績の押し上げ要因となった。なお、通期見通しについては売上高330億円(前期227億5400万円)、最終損益9億円の赤字(同4億1400万円の赤字)とする従来予想を据え置いた。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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