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東京株式(大引け)=55円安、欧米株高も買い一巡後は利食い優勢に  8月12日15時46分

 12日の東京株式市場は、前日の米国株市場でNYダウが連日の最高値更新となったことなどを受け朝方は買い優勢で始まったが、その後は戻り売りに押される展開でマイナス圏に沈んだ。

 大引けの日経平均株価は前営業日比55円49銭安の2万8015円02銭と5日ぶり反落。東証1部の売買高概算は10億4417万株、売買代金概算は2兆3844億円。値上がり銘柄数は1049、対して値下がり銘柄数は1024、変わらずは117銘柄だった。

 きょうの東京市場は、朝方は欧米株高を背景にリスク選好ムードでスタートしたが、日経平均は前日まで4日続伸でやや買い疲れ感もあり、あすのオプションSQ算出を前に買い一巡後は利食い優勢となった。その後は一貫して下値を切り下げる展開に。好決算を発表した銘柄の一角が買われる一方、決算内容の悪い銘柄への売りも目立つ状況で個別株は高安まちまち。値上がり銘柄数と値下がり銘柄数はいずれも1000を超え拮抗した。前日同様に海運や鉄鋼株が買われる一方、半導体主力株に安いものが多い。また、国内での新型コロナ感染拡大が続くなか、小売や不動産など内需系銘柄にも売りが出た。中国や香港株などアジア市場が軟調に推移したことも買い手控えムードにつながった。ただ、売り圧力も限定的で日経平均は2万8000円台を維持して引けている。

 個別では、売買代金トップの日本郵船<9101.T>をはじめ、商船三井<9104.T>、川崎汽船<9107.T>など海運大手が揃って売買代金上位に食い込み上値指向を強めている。SMC<6273.T>が大幅高に買われ、信越化学工業<4063.T>も堅調。第一三共<4568.T>、塩野義製薬<4507.T>など医薬品株も買われた。野村マイクロ・サイエンス<6254.T>、国際紙パルプ商事<9274.T>はストップ高、エンビプロ・ホールディングス<5698.T>も急伸。日本化学工業<4092.T>も値を飛ばした。

 半面、ソフトバンクグループ<9984.T>が冴えず、任天堂<7974.T>も軟調。東京エレクトロン<8035.T>、アドバンテスト<6857.T>、SUMCO<3436.T>など半導体関連も値を下げた。グレイステクノロジー<6541.T>がストップ安に売り込まれ、セレス<3696.T>、コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス<2579.T>なども急落した。ワイエイシイホールディングス<6298.T>も大幅安。

出所:MINKABU PRESS

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