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前場に注目すべき3つのポイント~押し目買い意欲は強いほか9月権利取りの動きも意識~  9月28日08時32分

28日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:押し目買い意欲は強いほか9月権利取りの動きも意識
■特殊陶、2Q上方修正 営業利益310億円←230億円
■前場の注目材料:川崎汽船、1100億円調達、TLL策定、脱炭素化へ移行戦略推進


■押し目買い意欲は強いほか9月権利取りの動きも意識

28日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開になりそうだ。27日の米国市場はNYダウが71ドル高だった。世界のパンデミックの状況改善で、経済活動再開への期待が強まった。また、8月耐久財受注速報値が予想を上回ったほか、金利の上昇や原油高を受けて景気循環株の買いが目立ち、ダウは終日堅調に推移。一方、金利の上昇でハイテク株は売られており、ナスダックは下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比25円安の30055円。円相場は1ドル110円90銭台で推移している。

シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り優勢の展開になりそうだ。米国では景気敏感株にシフトしており、この流れが波及するようだとハイテク株は手掛けづらくさせ、日経平均の上値を抑える格好になるだろう。また、中国恒大に続いて融創中国も資金繰りが悪化していると伝わるなど、中国の不動産市場の債務問題が引き続き積極的な売買を手控えさせやすい。

一方で、国内要因については、自民党総裁選の投開票を前に政策期待が高まっているほか、緊急事態宣言の解除が見込まれるなか、経済活動正常化によって企業業績への期待なども高まりやすく、押し目買い意欲は強いと考えられる。そのため弱含む局面においては押し目買い意欲は強そうである。テクニカル面では5日線が30093円辺りに位置しているため、支持線として意識されよう。

物色の流れとしては米国の流れが波及するようだと、景気敏感株に資金が向かいやすいだろう。米長期金利の上昇を受けた金融株のほか、原油相場の上昇を手掛かりとしたエネルギー株などの動向も注目される。そのほか、9月末の配当や株主優待の権利付き最終売買日となることから、それに絡んだ買いも意識されよう。


■特殊陶、2Q上方修正 営業利益310億円←230億円

特殊陶<5334>は第2四半期業績予想の修正を発表。営業利益は230.48億円から310.00億円に上方修正した。自動車メーカーの半導体不足による減産影響を受けて新車組付用市場は厳しい状況である。一方で、補修用部品市場、半導体製造装置用部品が好調に推移した。

■前場の注目材料

・NYダウは上昇(34869.37、+71.37)
・1ドル110円90-00銭
・米原油先物は上昇(75.45、+1.47)
・次期首相による大型経済対策への期待
・海外コロナワクチン接種の進展
・日銀は金融緩和を長期化
・株価急落時の日銀ETF買い


・川崎汽船<9107>1100億円調達、TLL策定、脱炭素化へ移行戦略推進
・大和証G<8601>四国銀・大和証が包括的業務提携
・昭電線HD<5805>メタル通信ケーブル製造を集約
・コニカミノルタ<4902>辰野工場再稼働へ
・豊田合成<7282>空気中のコロナウイルス検知、センサー開発
・日本精工<6471>100%バイオプラ保持器、転がり軸受用開発
・パナソニック<6752>ベトナムで換気機器工場、来月稼働
・アステラス薬<4503>自宅での運動支援サービス試験販売
・アステラス薬<4503>前立腺がん治療剤、死亡リスク34%低減
・武田薬<4502>米社の肝疾患薬候補の開発、販売権取得
・帝人<3401>車向け複合成形材料、世界ブランド立ち上げ
・大王製紙<3880>印刷関連5子会社を来春統合


☆前場のイベントスケジュール

<国内>
・08:50 日銀金融政策決定会合議事要旨公表

<海外>
・10:30 中・8月工業企業利益(7月:前年比+16.4%)
・10:30 豪・8月小売売上高速報値(前月比予想:-2.5%、7月:-2.7%)

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