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「水素ステーション」が12位、中国シノペックも巨大インフラ構築へ<注目テーマ> 10月12日12時21分

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 みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「水素ステーション」が12位となっている。

 地球温暖化防止の一大テーマを背景に、世界的に「カーボンニュートラル」を目指す動きが活発化している。かつて省エネ大国として名を馳せた日本も、脱炭素をテーマとした取り組みでは後れをとっていた。しかし今、再生可能エネルギーの活用とあわせ、燃焼時に二酸化炭素を排出しない水素が究極のクリーンエネルギーとして脚光を浴びている。水素周辺技術は日本がグローバルでみても優位性を持っている分野であるだけに、株式市場でも関心は高く、関連銘柄は折に触れ人気化するケースが相次いでいる。

 そうしたなか、自動車もガソリン車から電動車へのシフト(エコカーシフト)が加速する状況にある。電気自動車(EV)はエコカーの最右翼だが、それに並んで国内では燃料電池車(FCV)の研究開発も進んでおり、トヨタ自動車<7203.T>の「MIRAI」などがその象徴となっている。FCVは車両に搭載した燃料電池で水素と酸素の化学反応によって発電した電気エネルギーを使い、モーターを動力にして走る。走行時に発生するのは水蒸気のみであり、近い将来に究極のエコカーとして普及が期待されている。

 そしてその普及の過程で重要となってくるのが、FCVに燃料の水素を供給するインフラ設備であり、これがいわゆる水素ステーションである。政府は水素ステーションを2020年度までに全国160カ所設置する計画を掲げている。現状はやや未達となっているが、今後は25年度までに320カ所設置の目標実現に向け、政策面からの後押しが期待できる状況にある。

 最近では東京都が水素ステーションの増設に対する助成制度を拡充するなどして、FCV普及に向けた取り組みを加速させている。現在都内に水素ステーションは22カ所あるが、これを30年までに150カ所に増やす目標を掲げている。海外ではグリーン革命に本腰を入れる中国でも、石油・ガス最大手のシノペックが、今年8月に3万カ所のガソリンスタンドで水素ステーションを設置する計画を発表し耳目を集めた経緯がある。

 関連銘柄として注目されるのは水素ステーション向け圧力計測器を独占供給する長野計器<7715.T>や、水素生成装置と燃料電池システムで独自技術を有する澤藤電機<6901.T>、このほか、千代田化工建設<6366.T>、三菱化工機<6331.T>などのプラント関連、岩谷産業<8088.T>、エア・ウォーター<4088.T>、日本酸素ホールディングス<4091.T>などの産業用ガス関連企業が挙げられる。

出所:MINKABU PRESS

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