株式・投資信託・ETF・退職・年金 投資に役立つ「ケイゾンマネー」

<動意株・21日>(前引け)=大平金、コシダカHD、ブイキューブ 10月21日11時34分

 大平洋金属<5541.T>=3日ぶり反発。株価は底値圏からの大勢二段上げの様相となり、足もとでは2000円大台に乗せた後、目先筋の売りを吸収している局面にある。フェロニッケル製錬で世界屈指の実力を持つ日本製鉄系の合金メーカー。ニッケルの市況動向と業績や株価の連動性が高い。LMEニッケル価格の上昇が続いており、前日には1トン当たり2万963ドルと2014年5月以来、約7年半ぶりの高値で引けている。これが同社株を刺激する材料となった。22年3月期はトップラインが急回復し、最終利益段階では前期比45%増益を見込む。有配企業ながら0.6倍台のPBRは株価指標面からも割安感が強い。

 コシダカホールディングス<2157.T>=年初来高値に肉薄。今月14日につけた高値にあと1円と迫る場面があった。高校生などの若い世代を意識した低価格路線の「カラオケまねきねこ」を全国展開している。新型コロナウイルスの感染者数の減少が続いており、20日は東京都での新規感染者数が41人にとどまった。そうしたなか、アフターコロナ関連の有力株として投資マネーの攻勢が続いている。先行き業績についても22年8月期は27億100万円の営業黒字化(前期は76億2800万円の赤字)を見込んでおり、年間配当も前期の4円から8円に引き上げる計画で、これも物色人気に反映されている。

 ブイキューブ<3681.T>=大幅高で3連騰。Web会議システムなどを手掛け、昨年はコロナ禍でテレワークなどの特需が発生したことから株価も大きく居どころを変えたが、今年春以降はきつい調整を強いられていた。今週に入ってから満を持しての切り返しに転じている。市場では「直近、20日付で三菱UFJモルガン・スタンレー証券が、同社株を新規に『バイ』とし目標株価を現在の2倍の水準である3300円に設定したことで、これを手掛かり材料に買いが集中した。テレワークを支えるビジネスモデルはコロナ後も続くとの見方を示している」(準大手証券ストラテジスト)という。また、株式需給面でも上値余地があった。「アフターコロナを見込み空売りも積み上がっており、日証金では貸借倍率0.25倍と大幅に売り長状態にあったことで、(買いの投資判断が)踏み上げを誘発した」(同)とも指摘していた。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

【関連ニュース】
大平金が3日ぶり反発、LMEニッケル価格の上昇続き7年半ぶりの高値に
コシダカHDは4連騰で年初来高値に肉薄、コロナ感染者急減で業績回復への思惑高まる
ブイキューブが大幅高で3連騰、三菱UFJモルガンの強気の目標株価で踏み上げ誘発


Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.

特集

「証券アナリストの調査手法とこだわり」(全6回)

「証券アナリストの調査手法とこだわり」

証券アナリストの行動パターンをご紹介!個人投資家のリスク回避術を学ぼう。

特集を読む »

おもしろ企業探検隊

おもしろ企業探検隊

平林亮子&内田まさみの「そうだ!社長に会いに行こう」ナブテスコ株式会社

特集を読む »