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【↓】日経平均 大引け| 続落、景気敏感株などを中心に利益確定売りが継続 (10月28日) 10月28日18時52分


日経平均株価
始値  28871.61
高値  28895.11(09:03)
安値  28693.06(09:12)
大引け 28820.09(前日比 -278.15 、 -0.96% )

売買高  22億1279万株 (東証1部概算)
売買代金  5兆0699億円 (東証1部概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は続落、前々日の急騰の反動で売り優勢
 2.前日はNYダウが4日ぶり反落、目先利食い促す流れに
 3.企業の決算本格化でコンセンサス未達銘柄に売りの洗礼
 4.日銀の金融政策決定会合は現状維持で全体への影響軽微
 5.引けにかけてのTOPIXリバランスで全体売買代金は膨張

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは前日比266ドル安と4日ぶりに反落した。決算内容が市場予想を下回ったビザが大幅安となったほか、銀行株の下げが全体相場を押し下げた。

 東京市場では、前日のNYダウ反落を受けてリスク回避の売りが優勢となった。日経平均株価は一時400円あまり下げる場面もあった。

 28日の東京市場は、朝方から景気敏感株など中心に幅広く売りに押される展開で始まった。前日の米国株市場ではNYダウが4日ぶりに反落し、東京市場でも前々日に先物主導で500円強の上昇をみせた反動から目先利益確定の動きが表面化した。アジア株安なども嫌気された。個別では企業の決算発表が本格化するなか、決算内容で明暗を分ける銘柄が多かったが、増収増益でもコンセンサスに届かない銘柄に売りがかさむなどで市場のセンチメントが悪化した。日銀の金融政策決定会合は、現状維持で織り込み済みだったことで全体相場に与える影響は限定的だった。業種別では33業種中、上昇は8業種にとどまった。引けにかけてTOPIXリバランス(浮動株比率の定期見直し)に絡む売買が加わり、東証1部の売買代金は5兆円と大きく膨らみ、約5ヵ月ぶりの高水準となっている。

 個別では、ファナック<6954>が大幅安、富士通<6702>、エムスリー<2413>も大きく値を下げた。ファーストリテイリング<9983>も売りに押された。ソニーグループ<6758>も軟調。大日本住友製薬<4506>が急落したほか、大同特殊鋼<5471>、日本精線<5659>なども大幅安となった。ダブル・スコープ<6619>が大きく値を下げ、三井松島ホールディングス<1518>の下げも目立つ。東洋機械金属<6210>が下落、FPG<7148>も下値を探った。
 半面、東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>、SCREENホールディングス<7735>など半導体製造装置関連が上昇、任天堂<7974>も堅調だった。野村総合研究所<4307>が買いを集め、日本電産<6594>もしっかり。日本航空電子工業<6807>、フューチャー<4722>が急騰、トーメンデバイス<2737>も値を飛ばした。ホシデン<6804>も物色人気となった。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035> 、アドテスト <6857> 、信越化 <4063> 、TDK <6762> 、スクリン <7735> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約102円。
 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファナック <6954> 、エムスリー <2413> 、ダイキン <6367> 、SBG <9984> 、ファストリ <9983> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約211円。

 東証33業種のうち上昇は8業種。上昇率の上位5業種は(1)その他製品、(2)空運業、(3)水産・農林業、(4)化学、(5)金属製品。一方、下落率の上位5業種は(1)鉱業、(2)石油石炭製品、(3)鉄鋼、(4)保険業、(5)精密機器。

■個別材料株

△トーメンデバ <2737>
 今期経常を一転45%増益に上方修正、配当も70円増額。
△野村総研 <4307>
 22年3月期業績及び配当予想を上方修正。
△ブロメディア <4347> [JQ]
 通期営業利益見通し上方修正と自社株買いを好感。
△応用技術 <4356> [JQ]
 12月31日を基準日として1→2の株式分割へ。
△JFEシステ <4832> [東証2]
 22年3月期業績及び配当予想を増額修正。
△特殊陶 <5334>
 22年3月期利益予想及び配当の見通しを上方修正。
△アルメタクス <5928> [東証2]
 22年3月期営業利益及び配当予想を上方修正。
△SBIIG <7326> [東証M]
 上期業績速報で経常利益は51%増。
△アルゴグラフ <7595>
 三菱UFJMS証券が目標株価を3840円に引き上げ。
△バルカー <7995>
 22年3月期業績及び配当予想を上方修正。
△キユソ流通 <9369>
 11月30日を基準日として1→2の株式分割へ。

▼大同特鋼 <5471>
 22年3月期利益見通しを下方修正。
▼正興電 <6653>
 21年12月期見通し下方修正を嫌気。


 東証1部の値上がり率上位10傑は(1)フューチャー <4722> 、(2)航空電子 <6807> 、(3)第一カッタ <1716> 、(4)トーメンデバ <2737> 、(5)メタウォータ <9551> 、(6)ホシデン <6804> 、(7)SBテク <4726> 、(8)ベース <4481> 、(9)スクリン <7735> 、(10)野村総研 <4307> 。
 値下がり率上位10傑は(1)大日本住友 <4506> 、(2)大同特鋼 <5471> 、(3)日精線 <5659> 、(4)東都水 <8038> 、(5)タカキタ <6325> 、(6)ハイマックス <4299> 、(7)北陸電工 <1930> 、(8)ファナック <6954> 、(9)洋機械 <6210> 、(10)正興電 <6653> 。

【大引け】

 日経平均は前日比278.15円(0.96%)安の2万8820.09円。TOPIXは前日比14.15(0.70%)安の1999.66。出来高は概算で22億1279万株。東証1部の値上がり銘柄数は951、値下がり銘柄数は1143となった。日経ジャスダック平均は3996.97円(6.79円高)。

[2021年10月28日]


株探ニュース

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