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<動意株・10日>(前引け)=三井ハイテク、ニチコン、電子材料 11月10日11時36分

 三井ハイテック<6966.T>=上値指向が鮮明。未踏の1万円大台乗せも早晩視野に入れる可能性が高まっている。半導体リードフレームの大手メーカーとして世界的に旺盛な半導体需要を取り込んでいるほか、電気自動車(EV)シフトの動きが加速するなか、電動車向けモーターコアの成長性にマーケットの視線が集まっている。直近では、英グラスゴーで開催されているCOP26で、ガソリン車など内燃機関を用いる自動車について主要国で2035年、世界で40年までに新車販売を停止するとの宣言に24カ国が参加したことが伝えられており、EV普及加速の思惑が同社株に投資マネーを誘導する格好となった。

 ニチコン<6996.T>=マド開け急伸。9日の取引終了後、22年3月期業績予想の上方修正を発表。営業利益を40億円から46億円(前期比2.9倍)へ増額しており、これを好感した買いが入っているようだ。売上高予想も1300億円から1325億円(同14.2%増)へ引き上げた。上期(4~9月)においてアルミ電解コンデンサーが伸長したほか、電気自動車(EV)・ハイブリッド車(HV)向け機器用フィルムコンデンサーの売り上げが大幅に増加しており、これを踏まえて通期見通しを見直した。なお、同時に発表した4~9月期決算は、売上高650億7500万円(前年同期比21.4%増)、営業利益17億3900万円(同2.9倍)だった。

 日本電子材料<6855.T>=物色人気。寄り付きから大口の買い注文を呼び込み2000円大台ラインを突破する人気となった。同社は半導体検査用プローブカードの専業大手だが、足もとの業績は絶好調に推移している。9日取引終了後に22年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の28億円から42億1100万円(前期比58.1%増)に大幅増額、15期ぶりの過去最高利益更新を果たす見込み。好業績を背景に年間配当も従来計画の20円から倍増の40円に増額、前期実績比で25円の増配となる。これらを材料視する買いが集中する格好となった。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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