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【↓】日経平均 大引け| 朝高もコロナ変異株に対する警戒感で2万8000円割れ (11月30日) 11月30日18時54分


日経平均株価
始値  28611.73
高値  28718.70(09:03)
安値  27819.14(15:00)
大引け 27821.76(前日比 -462.16 、 -1.63% )

売買高  25億4576万株 (東証1部概算)
売買代金  5兆4893億円 (東証1部概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は大幅安で3日続落、後場後半に崩れほぼ安値引け
 2.前場は自律反発狙いの買い優勢、半導体関連などが相場牽引
 3.午後2時ごろにモデルナのCEOの発言を受けて下げ足が加速
 4.アジア株安や米株先物安など一斉にリスク回避の売りが噴出
 5.前場は一時430円強上昇するも大引けは460円あまりの下落に

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは前週末比236ドル高と3日ぶりに反発した。26日に今年最大の下げとなった反動でハイテクなどを中心に買いが優勢となった。

 東京市場では、引き続き波乱展開となり日経平均株価は前場こそ高かったものの後場後半に崩れ、大幅安でほぼ安値引けとなった。

 30日の東京市場は、朝方は日経平均が高く始まった。前日までの2営業日で1200円あまりも下げていた反動から自律反発狙いの買いが入り一時は400円以上の上昇をみせる場面があった。しかし、その後は戻り売りを浴び上値の重さが意識され、後場寄りに大口の売りが出て上げ幅を縮小した。更に午後2時ごろを境に先物主導で一気に水準を切り下げマイナス圏に。新型コロナウイルスの新たな変異株であるオミクロン株に対する警戒感が根強いなか、アジア株安や米株価指数先物安を横目に下げが加速した。米製薬大手モデルナのCEOの発言を嫌気してリスク回避の売り圧力が一気に強まった。業種別では33業種中、30業種が下落。東証1部の売買代金は5兆5000億円近くまで膨らんだ。

 個別では、売買代金トップのレーザーテック<6920>と同2位となった東京エレクトロン<8035>がいずれも後場値を崩しマイナス圏に沈んだほか、ソフトバンクグループ<9984>も軟調。任天堂<7974>が安く、ファーストリテイリング<9983>も大幅に下落。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが安く、富士通<6702>も売られた。リンクアンドモチベーション<2170>が急落、ギフティ<4449>、新日本科学<2395>も大きく値を下げた。
 半面、ソニーグループ<6758>がしっかり、マネックスグループ<8698>が商いを伴い値上がり率トップに買われた。戸田工業<4100>が値を飛ばし、日本電子材料<6855>も活況高。恵和<4251>が急騰、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>、トレックス・セミコンダクター<6616>なども上値を追った。日本取引所グループ<8697>も上昇した。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はオリンパス <7733> 、アドテスト <6857> 、日本取引所 <8697> 、大塚HD <4578> 、オムロン <6645> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約29円。
 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、SBG <9984> 、東エレク <8035> 、テルモ <4543> 、ファナック <6954> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約218円。うち109円はファストリ1銘柄によるもの。

 東証33業種のうち上昇は陸運業、鉱業、石油石炭製品の3業種のみ。下落率の小さかった上位5業種は(1)証券商品先物、(2)精密機器、(3)金属製品、(4)水産・農林業、(5)ゴム製品。一方、下落率の大きかった5業種は(1)鉄鋼、(2)海運業、(3)非鉄金属、(4)医薬品、(5)その他製品。

■個別材料株

△日水 <1332>
 値上げの動きをポジティブ視。
△マーチャント <3121> [東証2]
 京都くろちくとNFT並びにネット販売で業務提携。
△高度紙 <3891> [JQ]
 EV用リチウムイオン電池向けセパレータに期待。
△リプロセル <4978> [JQG]
 PCR検査でオミクロン株も特定検査が可能と判明。
△TVE <6466> [東証2]
 太陽電業の買収と22年9月期業績予想の上方修正を好感。
△日電産 <6594>
 EV用モーター注力で米テスラ株急伸も追い風。
△アイドマHD <7373> [東証M]
 ドコモにオンライン商談ツールをOEM提供。
△ニコン <7731>
 岡三証券が目標株価を1600円へ引き上げ。
△マネックスG <8698>
 SMBC日興証券が目標株価1200円に引き上げ。
△グロームHD <8938> [JQG]
 22年3月期業績で固定資産売却益を計上。

▼LINK&M <2170>
 公募による自己株処分などで需給悪化を警戒。
▼ギフティ <4449>
 海外公募とユーロ円CB発行を嫌気。


 東証1部の値上がり率上位10傑は(1)マネックスG <8698> 、(2)戸田工 <4100> 、(3)恵和 <4251> 、(4)電子材料 <6855> 、(5)おきなわFG <7350> 、(6)ドリームI <4310> 、(7)理計器 <7734> 、(8)ガンホー <3765> 、(9)鶴見製 <6351> 、(10)丸三 <8613> 。
 値下がり率上位10傑は(1)LINK&M <2170> 、(2)マーケットE <3135> 、(3)A&D <7745> 、(4)ギフティ <4449> 、(5)クラウディア <3607> 、(6)新日本科学 <2395> 、(7)ラクスル <4384> 、(8)日本ドライ <1909> 、(9)OKK <6205> 、(10)フロンティM <7038> 。

【大引け】

 日経平均は前日比462.16円(1.63%)安の2万7821.76円。TOPIXは前日比20.13(1.03%)安の1928.35。出来高は概算で25億4576万株。東証1部の値上がり銘柄数は572、値下がり銘柄数は1533となった。日経ジャスダック平均は3885.76円(7.76円安)。

[2021年11月30日]


株探ニュース

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