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【↓】日経平均 大引け| 反落、米ハイテク株安でリスク回避の売り優勢 (12月6日) 12月06日18時31分


日経平均株価
始値  28069.96
高値  28081.04(09:00)
安値  27693.91(09:17)
大引け 27927.37(前日比 -102.20 、 -0.36% )

売買高  10億8694万株 (東証1部概算)
売買代金  2兆5071億円 (東証1部概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は反落、前週末のナスダック安受けリスク回避売り
 2.新型コロナのオミクロン株の感染拡大を懸念する売りが続く
 3.10月の米雇用統計通過もテーパリング加速の思惑が拭えず
 4.日経平均は一時300円超下落も、その後は下げ渋る展開に
 5.売買代金トップのソフトバンクが大幅安で全体の下げに影響

■東京市場概況

 前週末の米国市場ではNYダウは前日比59ドル安と反落した。オミクロン株の拡大やFRBの時期尚早の引き締めを警戒した売りが優勢となった。

 週明けの東京市場では、前週末の米国株市場でナスダック総合指数の下げが目立ったことで、日経平均株価はグロース株中心に利益確定の売りが表面化した。

 6日の東京市場は、リスク回避ムードが強かった。前週末の欧州株市場が総じて軟調だったほか、米国株市場ではハイテク株比率の高いナスダック総合指数の下げが大きく、これが投資家心理を冷やす格好となった。新型コロナウイルスの変異株であるオミクロン株の感染拡大を懸念する売りが引き続き上値を重くしている。また、10月の米雇用統計発表を受けてFRBによるテーパリング加速の思惑も嫌気されている。日経平均は朝方こそ予想に反して高くスタートしたが、それもつかの間であっという間にマイナス圏に沈んだ。一時下げ幅は300円を超えたが、一段と下値を売り込む動きはみられず、その後は下げ渋った。日経平均寄与度の高い銘柄が日経平均の値動きに影響したが、個別にみても値上がり銘柄数を値下がり銘柄数が400以上上回った。

 個別では、売買代金トップのソフトバンクグループ<9984>が大きく水準を切り下げたほかレーザーテック<6920>も下値を探る展開。ソニーグループ<6758>も冴えない。日立製作所<6501>、SUMCO<3436>も安い。マネックスグループ<8698>、マネーフォワード<3994>など仮想通貨関連株が急落したほか、IMAGICA GROUP<6879>、JMDC<4483>も大幅安となった。大真空<6962>が大きく売られたほか、第一三共<4568>も値を下げた。
 半面、川崎汽船<9107>が商いを伴い上昇、商船三井<9104>も堅調。ファーストリテイリング<9983>が買われたほか、ダイキン工業<6367>もしっかり。ファナック<6954>、日本製鉄<5401>もプラス圏で引けた。内田洋行<8057>、日本CMK<6958>が急伸、クロスキャット<2307>も値を飛ばした。井筒屋<8260>が活況高、日本瓦斯<8174>、デンカ<4061>なども上値を追った。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、東エレク <8035> 、KDDI <9433> 、ファナック <6954> 、ダイキン <6367> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約90円。
 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はSBG <9984> 、第一三共 <4568> 、中外薬 <4519> 、リクルート <6098> 、オリンパス <7733> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約153円。うち96円はSBG1銘柄によるもの。

 東証33業種のうち上昇は16業種。上昇率の上位5業種は(1)鉱業、(2)パルプ・紙、(3)鉄鋼、(4)海運業、(5)石油石炭製品。一方、下落率の上位5業種は(1)情報・通信業、(2)医薬品、(3)精密機器、(4)サービス業、(5)空運業。

■個別材料株

△アウトソシン <2427>
 女性のエンパワーメント原則へ署名、SDGsの取り組み強化へ。
△JINSHD <3046>
 11月既存店売上高が2ヵ月連続で前年上回る。
△シーズメン <3083> [JQ]
 ファッションブランドのメタバース参入支援事業を開始。
△夢展望 <3185> [東証M]
 東証が信用取引規制を解除。
△ウチダエスコ <4699> [JQ]
 内田洋 <8057> によるTOB価格4130円にサヤ寄せ。
△レンゴー <3941>
 SMBC日興証券が投資評価を「2→1」へ引き上げ。
△キタック <4707> [JQ]
 22年10月期の営業黒字転換見通しなどを好感。
△日本CMK <6958>
 三菱UFJモルガン・スタンレー証券が投資判断を「中立→強気」に格上げ。
△INC <7078> [東証M]
 信用取引規制解除を好感、底打ち感も。
△内田洋 <8057>
 第1四半期の大幅増益決算を買い材料視。

▼アドベンチャ <6030> [東証M]
 海外募集による新株発行と自己株処分を嫌気。
▼ソフトバンクG <9984>
 出資先企業であるアリババの株価下落などが響く。


 東証1部の値上がり率上位10傑は(1)内田洋 <8057> 、(2)スバル <9632> 、(3)日本CMK <6958> 、(4)クロスキャト <2307> 、(5)井筒屋 <8260> 、(6)川崎汽 <9107> 、(7)わらべ日洋 <2918> 、(8)日ガス <8174> 、(9)四国電 <9507> 、(10)デンカ <4061> 。
 値下がり率上位10傑は(1)マネフォ <3994> 、(2)イマジカG <6879> 、(3)JMDC <4483> 、(4)SBG <9984> 、(5)戸田工 <4100> 、(6)ギフティ <4449> 、(7)大真空 <6962> 、(8)マネックスG <8698> 、(9)OATアグリ <4979> 、(10)ティーライフ <3172> 。

【大引け】

 日経平均は前日比102.20円(0.36%)安の2万7927.37円。TOPIXは前日比10.32(0.53%)安の1947.54。出来高は概算で10億8694万株。東証1部の値上がり銘柄数は835、値下がり銘柄数は1245となった。日経ジャスダック平均は3851.31円(17.97円安)。

[2021年12月6日]


株探ニュース

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