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【中国の視点】香港の李嘉誠ファミリー、中国からの資金撤退否定も海外買収継続 11月13日09時50分

オーストラリア政府はこのほど、香港の富豪である李嘉誠氏が率いる長江実業集団が申請した同国の天然ガス最大手APAグループの買収計画について、国家安全保障上の問題で承認を見送ると発表した。最終結果は2週間以内に公表される予定だ。

一方、長江実業は、APAグループ買収計画の却下について、豪政府が長江実業グループを歓迎しないことを意味しないと指摘。豪政府が長江実業グループによる豪企業への投資に伴う同国への経済貢献を歓迎していると改めて強調した。

長江実業はオーストラリアのほか、英国などのエネルギー企業も相次いで買収していた。一部メディアの統計では、直近5年の李ファミリーによる海外への投資額は4800億HKドル(約6兆9840億円)に上っているという結果が示された。これとは対照的に中国本土から約1700億HKドルの資産を引き揚げていた。李ファミリーの行動について、中国のネット上で批判の声が広がっている。

一方、長江実業は、中国本土での商業不動産の投資を大幅に縮小しているものの、小売業への投資を拡大していると強調。長江実業が中国本土や香港からの資金引き揚げを加速しているとの報道を否定した。

ただ、中国メディアは、長江実業が中国からの資金引き揚げを否定しているものの、海外での投資を着実に拡大していることが事実だと指摘した。


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