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想定内の調整、売り一巡後は底堅さが意識される  2月08日08時23分

 8日の日本株市場は売り先行後は、日経平均の20500円処での底堅さが意識されそうだ。7日の米国市場では、NYダウが220ドル安となった。欧州委員会がユーロ圏成長見通しを下方修正したことや、クドロー国家経済会議議長が米中交渉の合意まで「距離がある」との見方を示すなど、米中交渉の先行き不透明感から売り優勢の展開。半導体・半導体製造装置が弱い動きをみせており、上値の重石になりそうだ。シカゴ日経225先物清算値は大阪比180円安の20540円。円相場は1ドル109円80銭台で推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り先行の展開となろうが、昨日はソフトバンクG<9984>に資金が集中する一方で、7割を超える銘柄が値を下げる中、じりじりと下げ幅を広げる格好であった。ソフトバンクGがストップ高で日経平均を約167円下支えしたインパクトがなければ日経平均は300円程度下げていたことになるため、このインパクトが剥がれることを考慮すれば本日の下げは想定内だろう。

 また、本日はオプションSQとなるが、20500-21000円のレンジ内が居心地の良いレンジだったこともあり、SQ値が心理的な抵抗となるよりは、20500円処での着地となることによって、サポートと意識されやすくなると考えられる。そのため、売り先行後は次第に底堅さが意識されてくるとみておきたい。

 また、昨日の中小型株ではサンバイオ<4592>がストップ高となり、個人主体の資金の多くが同社株に集中した格好であろう。そのため、決算が評価された一部の銘柄を除くと、多くの銘柄が利食いに押される格好となっている。流入する資金が限られている需給状況の中では、一部の銘柄に値幅取り狙いの資金が集中しやすいところである。


<AK>

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