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「やらされてる感」の脱却【Book】  3月12日18時03分

会議にまったく参加しない先輩がいた。話を振られたとき以外は絶対に口を開かない省エネの権化。でもそれに目くじらを立てようとは思わない。
だって、会議そのものがムダだというのは事実だから。ぼくも「はやく終わらねえかな」って思いながら、この時間で詰まっている仕事がどれほど消化するかを考えたりする。つまり、上の空で過ごすことが「正解」になりつつある状態だ。こうやって言語化すると、実態のまた違ったヤバさを感じられる。

どこから巡り巡って会議なるものができたかはわからない。調べる気もあまりないけど、どうにか良いものにならないかって、会議前日に悶々と考える。名案を思いついたり、急にモチベーションが上がって眠れなくなったりするが、だいたい実行しない。面倒くさいが勝るから。

じゃあ、あえて、どんな会議になれば前のめりに参加することができそうか。高い意識でアイデアをぶつけあう? アジェンダで会議の進行を完全に把握する?

…いや、本当に大切なことは、笑えることじゃない?

と、胡散臭いビジネスの神が舞い降りてふと思いつく。閉鎖的に、義務感たっぷりに過ごす時間に幸せを見出す人はいない。積極的に参加し、今後の活躍にプラスとなるものにするには、おそらく笑いが必要だ。
千鳥のノブを見る笑いではなく、発見の毎日に楽しさを覚えるような、そんな有意義な時間。

それをガツンと紹介しているのが『泣ける会議』である。指示待ち人間、従順な人間に落ち着くのではなく、与えられた環境を良くするために取り組む方法とは何かを扱っている。
勘違いしがちな点として、この本は会議のハウツーではなく、ましてや仕事法の自己啓発でもない。自発的に動くための人材育成に重きを置くマネージメントの内容が軸となっている。

仕事ができる人は、「あなたがいてよかった」と言われる人のこと。その人がいるだけで、チームのパフォーマンス向上に直結することだ。
ニコニコとして仕事をしたいのなら、ニコニコとして仕事するために自分が考えなければならない。

おまえ冒頭で笑うこと力説してるくせに、タイトルは泣くことじゃん。そう思ったのなら、ぜひ読み進めてみてほしい。すぐにわかるでしょう。

(実業之日本社 編集本部 鏡悠斗)

『泣ける会議 部下が活躍できる職場にするマザーリングマネジメント』金子祐子 著 本体価格1500円+税 実業之日本社




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