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中国指標への反応は限定的、短期筋動向には注意  3月14日12時11分

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;21431.28;+141.04TOPIX;1597.92;+5.85

[後場の投資戦略]

 年初から日経平均は戻り基調にあるものの、直近の価格帯売買高における商いの積み上がっている水準は、昨年来高値(24448.07円)をつけた昨年10月や1月大発会から本日の期間までで、ともに21500円前後となっている。この水準では、売り買いが交錯しやすく、21500円を上抜けたとしても本格的な上値追いの動きには至らず、利益確定の動きが出やすくなっているようだ。足元の東京市場では、薄商いが続くなかで海外短期筋による指数先物の売買が主体となっており、海外投資家による本腰を入れた日本株買いの動きは現状話題にも上がらない状況である。そんななか、本日11時に発表された中国の経済指標(鉱工業生産、小売売上高)はまちまちの内容となったが、現状の市場反応は限られているもよう。一方の東京市場では、3月期末の国内企業決算に向けた売買も意識されて全体の地合いとしては上値は重くなっており、後場にかけてもアジア市場を見極めながら動き短期筋の売買動向には注意が必要だ。

 一方で、本日の前場取引では、外部環境の落ち着きを背景に好業績銘柄やバイオ株、直近IPO銘柄への物色は継続した。薄商いのなか、個人投資家をはじめとした資金の逃げ足の速さはあるが、直近で動意づいた銘柄への市場の押し目買いスタンスも確認されたことはひとまずポジティブといえよう。
(雲宮 祥士)


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