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【中国の視点】インドルピー:上昇軌道に乗る、与党BJPの再選期待で  3月26日08時07分

インドルピーは今年に入ってから対米ドルで上昇軌道に乗っている。ルピーの対米ドル為替レートは昨年10月から7%以上上昇しているほか、株式市場も昨年10月の安値から約14%上昇している。

ルピーは2018年、アジア各国・地域の通貨の中でワースト・パフォーマンスを示した。高い成長率を維持してきたインドは深刻な流動性不足に陥ったほか、貿易赤字の拡大や国内からの資金流出、政府が金融市場を救済する意欲はないとの見方などが18年のルピー下落につながったと分析された。

一方、19年の総選挙では、与党インド人民党(BJP)が優勝すると予想されている。
国境問題をめぐるパキスタンとの衝突を受け、反パキスタンを掲げるBJPへの支持率が上昇している背景がある。政治安定の維持期待などでインドへの外資流入は今年に入ってから加速している。

また、海外で生活しているインド人が母国への送金増加やインド経済が引き続き高成長を維持するとの観測もルピーの支援材料。インドの財務省は今年1月、2019年度のインドの成長率が主要経済国の中でトップを維持するとの見方を示した。国際通貨基金(IMF)は最新リポートで、2019年、20年のインド経済の成長率が、それぞれ7.5%、7.7%になると予測した。

中国の専門家は、インドで2016年11月に実施された高額紙幣の廃止に伴う流動性不足の深刻化が同国経済を大きく打撃したと指摘。ただ、経済が着実に回復しており、インドが引き続き高成長を維持するとの見方を示し、ルピーは選挙終了まで堅調な動きを示す可能性があると予想した。


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