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日経平均は大幅続伸、リスク選好ムード強まり22000円突破  4月15日12時13分

 日経平均は大幅に続伸。320.15円高の22190.71円(出来高概算6億5000万株)で前場の取引を終えた。米国株高や中国の3月のドル建て輸出が前年同月比14%増と、前月の21%減から持ち直したことなどが材料視された。また、今週から米決算が本格化する中、先週末に決算皮切りとして注目されていたJPモルガンが堅調な決算内容だったことが安心感につながった。シカゴ日経225先物清算値は節目の22000円を突破した他、為替相場は1ドル111円90銭台と円安に振れて推移していることも手掛かり材料となり、日経平均は22000円を突破して始まった。その後もじりじりと上げ幅を広げる展開となり、前引け間際には22200円に乗せる局面もみられた。

 東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1900を超えており、全体の9割を占める全面高商状。セクターでは東証33業種全てが上昇しており、鉱業の上昇率が3%を超えたほか、保険、海運、非鉄金属、その他製品、証券、機械、ガラス土石、倉庫運輸、銀行の上昇率が2%を超えている。一方で、建設、電力ガス、輸送用機器、不動産が小幅な上昇にとどまっている。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、京セラ<6971>、テルモ<4543>、TDK<6762>、ファナック<6954>がけん引。

 日経平均はギャップアップからのスタートとなり、昨年12月4日以来の22000円を回復した。心理的な抵抗線であった200日線を突破してきたこともあり、買い戻しの流れが強まりやすいところであろう。10連休前でポジションが積み上がりにくい需給状況の中で指値も薄いところに、TOPIX型などのインデックス買いが断続的に入っているようである。また、中国の経済指標や上海指数の上昇が材料視されており、リスク回避的な流れが和らぐとともに、ショートカバーの動きも強まりやすいところである。薄商いが故に小さいエネルギーでも値幅が出やすいため、結果的にトレンドが強まる可能性はありそうだ。

 また、これまでのもち合いレンジ(21000-21800円)を突破してきたため、レンジ上限だった21800円処が今後は支持線として意識されてくる。同水準には200日線が位置していることもあり、これを上回っている状況の中では、リスク選好ムードが続きそうである。


<AK>

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