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小さい頃の強さを、優しさを、素直さを、思い出してみませんか【Book】  5月14日16時06分

「何のために人は働くのかという答えは、夢を実現させるためと言っていましたが、ぼくはその仕事が楽しいからだと思います。自分が好きな仕事を楽しくすれば、いつかその仕事をすることが生きがいになっていくと思います。楽しい仕事は一つだけではなく、いくつもあると思うので、むりやり仕事を辞めさせられても、また、違った好きな仕事に就けると思います。ぼくはそれで良いと思います」

『いつのまにか忘れてしまった34の大切なこと』にて、「なぜ働くのか」というテーマに対して小学6年生が言った感想だ。子どもは現実を知らないと足蹴にするか、確かにそうだと自分の現状をまず振り返るか。正解はないが、自分にとって本当に大切なことを探すとき、子どもの頃の気持ちを思い返すことが必要ではないかと、この本を読んで改めて感じた。

「子どもっていいよね、何も考えてなさそうで」と大人は言うようになる。おそらく一回は口にしたことがあるだろう。たしかに、年齢を重ねるほどに知識や経験は豊富になっていく。理路整然とした素晴らしい考えを持つことだってある。でも、そうすると大抵は周りを見て、比較とか同調に気をとられて「どうせ…」「せいぜい…」と漏らす。なんてもったいない。想像する頭の良さがありながら、行動もせずに諦めるなんて。

もっとやりたいことを優先させてもいいと思う。リスクとか周りの反応とか、そうしたものに左右されないくらい没頭することが大切。もちろん、新しいことに手を出すのは誰でも怖いもの。お金もかかるし、時間もかかる。でも、それらを跳ね除けて頑張れる人こそが、人生を豊かにする「カッコイイ」大人なんじゃないかなあ。

夢なんて意志一つで決まるもので、成功も失敗もその人の情熱次第。どうせ人生一回きりなんだから、やりたいことに耳を傾けてもいいはずだ。
そして、その励む姿を子どもたちに見せていくべきだ。子どもたちにとって大人は、憧れのヒーロー。大人たちの生き方を通じて、子どもたちの明るく自由な未来をつくっていきたい。

(実業之日本社 編集本部 鏡 悠斗)

『いつのまにか忘れてしまった34の大切なこと』中山 和義 著 本体価格1200円+税 実業之日本社




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