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【中国の視点】米国発の貿易戦争、金融市場の大混乱を招く  6月05日08時44分

トランプ米政権発の貿易戦争は世界経済に悪影響を与えるだけでなく、金融市場の大混乱も引き起こしている。

世界的な貿易摩擦の高まりに伴う景気減速への懸念が高まっていることを受け、5月の主要な世界の株式市場ではリスク回避の売りが広がった。また、各国・地域の金融政策の決定も金融市場の混乱で一層複雑な状況に直面している。

トランプ大統領は5月30日、メキシコが不法移民を適切に対応しなければ、同国からの輸入関税を最大25%まで引き上げる方針を示し、メキシコへの強硬な姿勢を崩さなかった。また、米中の貿易戦争も長期化する可能性が高まっている。

米商務省による中国の通信大手ファーウェイとその関連会社への事実上の「禁輸措置」の対抗策として、中国政府は6月2日、米国を念頭に国内企業の権利を阻害する外国企業をリスト化する方針を示した。また、米中協議の中断責任について、すべて米国側にあることも強調された。

米国内では、米国債の長短金利差(イールドカーブ)が再び逆転し、世界経済の減速懸念が一段と高まっている。こうした状況を受け、独立性を堅持してきた米連邦準備制度理事会(FRB)も金融政策の転換を迫られている。市場関係者の間では、FRBによる利下げの実施確率について、年内は94%まで上昇するとの予測が出ている。また、2回の利下げ可能性があるとの見方も出ている。


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