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【中国の視点】英国経済、「EU離脱の混乱」で一段減速も  6月11日10時36分

英国による欧州連合(EU)離脱の混乱が続いていることが同国経済を一段と減速させる可能性がある。

メイ英首相の保守党党首の辞任に伴い、同党首選挙はきのう10日から本格的に始動。
選挙結果は7月末に明らかになる見通しだ。新党首はメイ首相の後任となり、EU離脱問題の解決を担う予定だ。EU離脱について、現時点では強硬派が多いため、英国の強硬離脱のリスクは高まっている。これにより、英国経済が一段と厳しい局面に立ち向かう恐れがあると指摘されている。

英政府はこれまで「合意なき離脱」を避けてきた。英国の経済界は、英国と欧州の貿易関係が「合意なき離脱」で世界貿易機関(WTO)ルールの枠内に逆戻りされるため、すべての貨物は確認・検査、徴税など一連の手続きを通す必要があるため、これが英国経済を大きな打撃を与えると警告した。

中国の専門家は、英国保守党の党首選挙の結果によって、EU離脱問題を一段と複雑になる恐れがあると指摘。強硬離脱が実施された場合、経済だけでなく、下院からの信頼も得られなくなるため、英経済が一段と混迷する恐れがあるとの見方を示した。

なお、5月の英国の製造業購買担当者景気指数(PMI)は前月の53.1から49.4まで低下。好不況の節目となる50を下回ったのは2016年7月以来となる。また、4-6月期の英国経済成長率は前期比で前期の0.5%から0.2%まで鈍化すると予測されている。


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