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NYの視点:FOMCの「インフレ低下は一時的」に懐疑的見方広がる、利下げ観測強まる  6月13日07時58分

FOMCはパウエル議長をはじめ多くのメンバーが最近の低インフレが「一時的」との見解を示している。しかし、最近のインフレ指標の低迷で、FOMCの見解に懐疑的見方が広がった。米労働省が発表した5月消費者物価指数(CPI)は前月比+0.1%と4月から低下し、1月来で最低となった。前年比では+1.8%と、4月+2.0%から予想以上に低下し、2月来で最低。特にFOMCがインフレ指標として注目している変動の激しい食品とエネルギーを除いたコア指数の前年比では+2.0%と予想外に+2.1%から低下した。

著名投資家、ヘッジファンドを運営するポール・チューダー・ジョーンズ氏は、ブルーンバーグラジオとのインタビューで、米中貿易戦争が深刻化したためFRBによる利下げが間近になったととの見解を示した。米中貿易摩擦が長期化する前は年内の利下げを予想していなかったが、問題の深刻化を受けて、見解が変わったと説明した。関税は今までに経験のない「非常に具体的なイベント」で、見通しを修正する必要があると説明した。ドルはいづれかの時点で下落、株式相場や金相場は上昇するとの見通しを示した。

もし、FOMCが今月の会合で利下げを見送ったとしても、インフレの判断が「一時的」から修正されると、速やかな利下げの可能性が強まると見る。




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